2009年8月1日土曜日

銃をとって~、叫~べ~(フロム頭脳警察)

   渋谷に出て、シネマライズで、
   ウリ・エデル監督『バーダー・マインホフ 理想の果てに(440)』
    1967年6月西ドイツ、ジルドのヌーディスト・ビーチで、夫のクラウスと二人の娘と海水浴を楽しむ女流ジャーナリストのウルリケ・マインホフ(マルティナ・ケディッグ)の姿がある。その後開かれたガーデンパーティーの会場で、ちょうど西ベルリンに来訪中のイランのシャー、バーレビ国王の妻ファラ王妃への公開質問状の署名原稿を読み上げた。「自分たちも、イランのほとんどの国民と同じようにカスピ海に避暑に出掛けると言うが、イラン国民は圧制の下、貧困に苦しんでおり、とてもカスピ海への避暑どころではないのではないのか?」
   ベルリン?オペラシアターの前では、バーレビ夫妻への抗議活動が行われていた。バーレビ歓迎を演出する男たちの団体がバスで現れプラカードを出して歓声を送る。バーレビが会館に入るなり、抗議グループに襲いかかった。プラカードの角材で情け容赦なく殴る。抗議グループ以外の見物人も含め、手当たり次第の暴行に辺りは大混乱となった。警備していた警官たちも、明らかに警棒で抗議グループに暴行している。怪我人が多数出た上、射殺されたものも出てしまった。
ウルリケ・マインホフはテレビの報道番組に出演し、左翼学生たちによる破壊活動だと言う新聞記事を否定し、政府の警察国家化を激しく非難した。

 70年RAF(ドイツ赤軍)バーダー・マインホフグループの武装革命の顛末。
   68年帝国主義的支配システムに対する武装闘争、アンドレス・バーダー、グドルン・エンスリン、ウルリケ・マインホフ、ドイツ経営者連盟会長、ハンス=マルティン・シャライヤー、アルザスの森の中1977年10月18日ルフトハンザ機ハイジャックの失敗。


   SABU監督『蟹工船(441)』
   こりゃ酷い(大笑)。今年のがっかり大賞最有力候補。
   蟹工船リメイク決定!と言うニュースのインパクトで終わったんだな。製作費はどこに消えたんだ。セット作って終わったのか…。しかし、蟹工船は、カムチャッカ沖に浮かぶ巨大工場だった筈が、従業員30人の町工場。全部人力駆動(苦笑)。船員は船長と通信士しかいない。普通、船長は通信室に入り浸らないだろう。蟹を取りに行く子船も、あれじゃ善福寺公園のボートのようだ。昭和初期にビニールの防水具はなくゴム製だったろとか時代考証はとやかく言わないが、自分の聞き間違いでなければ、初めの設定は冬のオホーツク海の寒さはだった筈が、松田龍平のアジテーションで、「俺たちが、この夏働いていくら手に入れるんだ!?」夏の厳しいアルバイトだったのか(笑)。
   参ったなあ。こりゃ寝てしまうよ。ぶっちゃけ寝てしまい、谷村美月が出ているところを見逃しているので、最も重要なシーンを見ずに批判するのは問題かもしれない。
   しかし、原作160万部、驚異のベストセラー、遂に映画化って、山村聰版の「蟹工船」でいいじゃないか(大笑)。まあモノクロで汗臭すぎるというのであれば、冬の海は「ジャコ万と鉄」を!!! 49年の谷口千吉版の方が個人的には好きだが、モノクロは重いと言うのであれば、64年版の深作欣二版もよし。今の日本映画業界の哀しみを感じるIMJ映画(笑)。今の若者は、エンターテイメントにしないとメッセージを受け取れないというのは、余りにナメた発言だろ(笑)。参ったなあ、「女の子ものがたり」期待しているのに・・・。


松田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文、柄本時生、木下隆行木本武宏TKO、三浦誠己、竹財輝之助、利重剛、清水優、遠藤謙一

   新宿伊勢丹経由、シネスイッチ銀座で、
   レオン・イチャン監督『エル・カンタンテ(442)』
    ニューヨーク2002年、エクトル・ラボーについてインタビューを受ける未亡人のプチ(ジェニファー・ロペス)。
     1985年のニューヨーク、高層ビルにあるマンションで、ジャグジーに入っているプチ。エクトルがまたショウに遅刻しているらしい。エディ行くわよ。ティトいい子にしていてねと声を掛け、リムジンに乗り込む。ブロンクスのスラム街に入り、車を止めビルに上がって行く。そこには、薬をキメて、行っちゃっているエクトル・ラポー(マーク・アンソニー)の姿がある。エクトルを連れ、リムジンに乗せ、酒とコカインをやり、何とかショウをスタートさせるプチ。
1970年代初頭のニューヨークをサルサで魅了した男、エクトル・ラボー。

   銀座シネパトスで、COOL&WILD妖艶美 反逆のヒロイン 梶芽衣子
   73年東映東京長谷部安春監督『女囚さそり 701号怨み節(443)』
    雨が激しく降る。教会の前に黒い車が二台停まり、刑事たちが降り、教会の中に入り、結婚式の参列者の顔を確認する。奥にある控え室の中の他の客たちを改める。遂に、花嫁のメイクをする松島ナミ(梶芽衣子)を発見、第一級殺人と脱走罪で逮捕した。護送する覆面パトカーの中で、警視庁捜査一課の児玉(細川俊之)が「やっとお前を捕まえることが出来た。お前が殺した杉見刑事たちが、これからお前が落ちる地獄で待っているだろう。。死刑台に送ってやる」と言った。ナミは手にした薔薇を運転する刑事の目に差し、車から逃走した。その後、地下鉄の工事現場に逃げ込んだ。

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