2010年4月9日金曜日

入学式

  非常勤講師をしている専門学校の入学式に出席。その後代々木に戻り講師会に出て、先輩の先生方と夕方から飲み会。一番の若輩であることが、何気に嬉しく、二次会のカラオケまで。何年ぶりだろうか・・・。少なくとも、5年はカラオケやっていないな(苦笑)。心おきなく好きな60年代の歌が歌えて気持いい。アコースティックギター手に入れて、ストリートで歌おうかと思いながら、千鳥足で帰宅。

2010年4月8日木曜日

久し振りに映画3本。

    荻窪で仕事話しを少しして・・・。

   ラピュタ阿佐ヶ谷で、悪女礼讃ースクリーンの妖花たち
   61年大映東京増村保造監督『妻は告白する(74)』
   東京地方裁判所刑事部の前に、ガムを噛む男の姿。「来たぞ」と声を掛け、ムービーを回す。タクシーが停まり、新聞記者たちが取り囲む。弁護士の杉山(根上淳)が降り、続いて和装の滝川彩子(若尾文子)がハンドバッグで顔を隠しながら降りてくる。

   亮吉(小沢栄太郎)幸田修(川口浩)宗方理恵(馬渕晴子)杉山弁護士葛西検事(高松英郎)内海裁判長 (大山健二)浦田宏 宮内恵子(村田扶実子)平田(夏木章)

   京橋フィルムセンターで、映画の中の日本文学Part3
   54年東宝谷口千吉監督『潮騒(75)』
   神島は周囲1里、人口1400にみたない伊勢の小島だ。小さな漁船太平丸に、島の若者久保新治(久保明)と龍二(石井伊吉→毒蝮三太夫)が蛸壺を引き揚げている。船頭の十吉(小杉義男)に「急がねば、逃げられる」と怒られている。気がつくと太平丸の横に、遥かに大きな神島丸がやってきた。船長(三船敏郎)は十吉に「今年は、誰が神島丸に乗るんだ」と声を掛ける。毎年、優れた若者が選ばれて、宮田の照爺、照吉(上田吉二郎)の持ち船である神島丸に乗るのだ。白い制服姿の船長を眩しげに眺める新治。十吉は、照爺がよその島に出していた末娘を呼び寄せたが、綺麗なので島の若者は気もそぞろだと言う。
   その日の漁を終え、船を浜に上げ、巨大な平目(おひょう?)を下げた新治が、いつものように灯台の台長のところに持っていこうと浜を歩き始めると、漁船の影に可愛い娘(青山京子)を見つける。島では見たことのない娘だ。「どこの娘だ?」と声を掛けるが、答えない娘。新治は、灯台の官舎に、台長の奥さん(三戸部スエ)に大平目を届ける。奥さんは東京の女学校で教員をしていたので、島の若い娘たちに、行儀作法を教えている。今日は生花の日だ。奥さんは上がって行きなさいと声を掛けるが、若い娘たちの前に出るのが恥ずかしくて新治は直ぐに引き返す。
  新治は、島一番の海女である母とみ(沢村貞子)と弟の宏(高島稔)の三人で暮らしている。その夜、新治は、昼間見た娘の姿が思い出されて眠れなかった。翌日、漁をしていると十吉が今日は、宮田の照吉の家で、娘の初江が帰ってきた祝いの宴会をやると言う。勿論、入り婿候補の川本安夫(太刀川洋一)が呼ばれていると聞いて落ち着かない新治。ご機嫌な照吉の横には、神島丸の船長や、台長の奥さんや、お春婆さん(本間文子)がいる。酒を注いで回る初江に、映画に一緒に行こうと言う安夫。落ち着かない新治は、八代神社に詣でて、母と弟のことと、自分にも初江の様な嫁を迎えられるようにと祈る(三拍でした)
  翌日、熱帯性低気圧が来て時化、漁は休みになった。新治はとみに観的哨に薪を取りに行くと言って、雨風の中を出掛けた。観的哨で薪を探していると、浜で出会った娘に出会った。散歩していたら迷ってしまったと言う。宮田の照爺の娘の初江だろと声を掛け、名乗る新治。川本の安夫を婿に迎えるのだろと言うと笑いだす初江。何だか嬉しくなる新治。

灯台長(加東大介)千代子(宮桂子)行商人(東野英治郎)猛(大前亘)宗太(赤生昇)勝ちゃん(山崎優)

  阿佐ヶ谷ラピュタに戻り、
  58年日活今村昌平監督『果てしなき欲望(76)』
  走る蒸気機関車。姫野駅のホームに着く。

2010年4月7日水曜日

筍生活。

外苑前の粥屋喜々の休憩時間を借りて、店主のSと元会社の上司に、N氏と関わっている仕事を見て貰う。帰りに、西荻ささら亭で筍料理とビール。

2010年4月6日火曜日

引籠った。

  昨日買った本を終日読む。晴読雨徊というか、雨であろうと晴れようが耕さんと駄目だな。知人の配給宣伝会社がまた倒産。何件目だろうか・・・。数人単位までセグメントされたというより、気分しか共有されない日本の市場でヒットを出し続けるのは無理なのだろう。スターシステムとプロデューサーシステムでなく、作家主義で海外に出て行くしかないのだろうか。
  

2010年4月5日月曜日

ソラニン、ジャガイモの芽の毒のソラニンだったのか・・・

   赤坂でメンタルクリニック。まあ、会社辞めて3年位はかかるねと言われ、あと1年もかかるのか(苦笑)

   新宿ピカデリーで、三木孝浩監督『ソラニン(73)』
   狛江の1DKのアパート。目覚ましが鳴り、井上芽衣子(宮﨑あおい)が止める。同棲相手の種田成男(高良健吾)が帰宅して入れ替わりにソファーベッドに倒れ込む。二人は、多摩和泉大学の軽音楽部で知り合った。種田は、WEBデザインの会社でバイトをしながら、学生時代から友人ベースの加藤(近藤洋一)ドラムのビリー(桐谷健太)とrottiというバンドを組んでいる。
   芽衣子が、満員電車で通勤して通う都内の会社は、古臭いスチールの机と雑然としたオフィス、ダサい制服だ。後輩のOLは、芽衣子にコピー機の不調を直させる。虫の居所の悪い課長に「何年やっているんだ!!学生気分が抜けないな!お前の代りはいくらでもいるんだ」と怒鳴られている芽衣子を横目に、男子社員と一緒にランチに出掛けて行く。野良猫の?と一緒に菓子パンの昼食をしながら愚痴る芽衣子。オフィスに戻り、ノートPCに売上を打ち込んでいると、社内メールが入る。「さっきは御免。よかったら、今夜、御飯でも食べないか」と課長からだ。芽衣子は立ち上がり、課長のもとに行き「すごく気分が悪いので早退します」と言い放つ。
  帰宅すると、種田はまだ眠っている。芽衣子が。田舎から届いたじゃが芋を積み上げながら、会社を辞めようかと種田に声を掛けると、何とかすると返事をされる。
  翌日、芽衣子は辞表を提出した。(といいながら、家でダラダラしている芽衣子。辞表はいきなりメールででも送ったのだろうか・・・。辞めるにしても、突然辞表を提出して、出社を辞めてしまう芽衣子はいかがなものか・・・)
  学生時代からの友人で、加藤のガールフレンドの小谷アイ(伊藤歩)が働くブティックに遊びに行く芽衣子。その夜、アイとリハスタジオに顔を出し、加藤、ビリー、種田と一緒に居酒屋に行く。その帰り、無人の商店街で吐く種田の背中をさする芽衣子。
  翌朝、芽衣子と種田はキスをしてちょっとHな気分になったところで、電話が鳴る。田舎の母親(美保純)が突然上京して芽衣子の家に来ると言うのだ。慌てて同棲の証拠を消し、駅に迎えに行く芽衣子。会社を辞めたことを知った母は、田舎に帰って来いと言う。思わず「わたしたちだって、考えているんだ!」と言ってしまう芽衣子。種田は、加藤がバイトする楽器屋で時間を潰す。翌朝、芽衣子が目を覚ますと、「カレーを作ったので二人で食べなさい。郵便受けを見れば同棲バレバレだよ」とメモを残し、母親はいなくなっていた。
  
   

   やはり、IMJ制作のコミック原作ものは、映画じゃない(涙)。製作委員会の顔ぶれを見て、ロードショー公開しなければならないのは分かるが、ピカデリーのスクリーン1で上映するものだろうか・・。
   女の子が主人公の音楽青春映画には、極端に点の甘い自分でも、これは耐えられない(苦笑)。彼氏とキスしてムラムラした宮崎あおいが服を脱がされそうになる一瞬と、最後の15分のライブハウスでのライブシーン以外は観るものはない。しかし、それさえも、1曲通してライブシーンを見せるエネルギーはなく、回想シーンに逃げてしまう。フォトジェニクな宮﨑あおいしか見所のない悲しい映画。2時間かけて映画見るより、youtubeで予告編かパンフ見ていれば十分だ。
   PVと映画は違うのになあ。脚本、もっと詰めたほうがいい。製作委員会、あんなに自称プロデューサーがいて、脚本読める人間いないんじゃないのか。このままでは、日本映画いつまでもつのだろうか。身内同士でしか分り合えない内向きの日本を象徴するような映画だ。

2010年4月4日日曜日

花見の翌日。

  昨日の花見疲れでダウン。酔っ払って転倒した膝と、ソーセージ切ったついでに切った右手人差し指痛い。

  しかし夕方から外苑前の粥屋喜々店主の誘いで、外国系エアのCA嬢2人と、地元西荻で飲み会。しんぼを予約。相変わらず魚と野菜美味いなあ。CA嬢の友達の義理の弟がマネジャーしている弾ボールが2軒目。