2008年7月26日土曜日

エイジハラスメント。英字?AG?栄樹?すみません。ハラスメントですね。

   午前中は、J:COMの東映チャンネルでメタル侍の放送を観て(何回観たか解らないが、このために先週加入した) 、昼から外出。新宿で伊勢丹がやっているブランドバーゲンでネクタイまとめ買い。その後ジュンク堂で、本、雑誌仕込み、新宿武蔵野館で、廣木隆一監督の『きみの友だち』初日。いやーよかった。主演の石橋杏奈、北浦愛(どこかで観たと思っていたら、「誰も知らない」の長女だった。)、吉高由里子(「蛇とピアス」が本当に楽しみ)という女の子たちだけでなく、不器用で格好悪い中学生の男子達みんなよかったなあ。30年以上前になる自分の青臭い時代を思わせて切なくなる。保健の先生役の中村麻美、きれいになったな。ブレイクしてほしい。この映画も、「ぐるりのこと」に続いて、ビターズ・エンドだったんだなあ。今年は何本配給しているんだろうか、丁寧に撮った映像と(手持ちカメラが子供達の気持ちを写していて素晴らしい)、音楽も廣木監督の趣味なのか、センチメンタルに走らず最高。大人の男女の機微が珠玉な「ぐるりのこと」、10代、それも中学生、子供から脱皮するためにもがいている少年少女が切ない「きみの友だち」、今の軟弱なエセ無糖ではなく、本物の苦味が美味い!!ビターズエンド凄いな。代表のSさんの、業界臭と対極にあるかのような穏やかな笑顔が浮かぶ。ちょっと、興奮して、ぴあの出口調査を受けてしまった。100点と言ったが、混乱して何を喋ったか覚えていない。恥ずかしい。コメント使われませんように。
  今週公開はなかなかいい映画が多いなあ。8月1日は、昼の弁当作って、朝からハシゴしたいな。さあ何本観られるか。
  朝刊に内館牧子の『エイジハラスメント』の広告を見て、タイトルのインパクトに、ジュンク堂で手に入れ映画を待つ間に一気に読了。内館牧子凄いなあ。最近横審のイメージ強かったが、書き手としても、全盛期の北の湖を思わせる横綱相撲。あっという間に土俵から押し出され、読み終わってから、いろいろ考えさせられる。
 西荻名物(いや中央線ヒッピー文化のモノリス)ナモ商店2Fバルタザールで同居人とメシ。

2008年7月25日金曜日

餃子と枝豆。麦とホップ。

暑い中、六本木まで出て、昼食べて打合せ。映画観ようと思ったが、気がついたら帰宅ルートへ。面倒臭くなって、陽のある内に帰宅。夕飯は外でと思ったが、冷凍庫見たら、餃子やら枝豆やらあったので、それで済ます。サッポロの発泡酒、麦とホップ。一番ビール味の発泡酒だな。

2008年7月24日木曜日

魚肉ソーセージ肴に、PBブランド焼酎ロック。

 朝から二つのフォーラムに。午前中は東京国際フォーラムで日経の人事系セミナーで芸能プロダクションから総合エンタメ企業となったAの社長のHさんの講演。あらためて、いまやHさん社長なんだなあ。と思うが、話自体は芸能プロダクション的なに所属アーティストの話、少し残念だった。Aの社員の育成的な話が聞けるとおもしろいと思ったのだが。
   午後は東京ビッグサイトでワイヤレスジャパン2008。モバイルコンテンツとマーケティングに関するセミナー。最初はモバイルのきせかえツールとモバイルサイトのリッチ化に関する企業の無料セミナー。やっぱり日本はモバイルだなあ。有料セミナーに空きがあったので、少し高かったが、思いきって中村伊知哉さんの通信放送融合の話。かなりおもしろかったな。地上波は8%しか自社コンテンツの二次利用をしていないと言っていたが、既に、自社番宣と再放送。今のスキームの維持をごり押しする力は無くなってきている。2011年がビッグイヤーになるかどうかが、日本が生き残れるかどうか。その時に自分が何をやっているかだなあ。
 有楽町、むらからまちから館で川口納豆をまとめ買い(都内で一番安く売っていると思う(笑))、元会社の後輩Kと、溜池S水産。調子にのって、飲んで食ったら、客単価5人から6人分に。ぜったいダブルで打っていると思うが、大人なので余裕で支払う。そこで見得はる自分は小さいなあ。

2008年7月23日水曜日

博華の餃子は毎日でもというのはオーバーだが、二晩ならOK。

  今日は2時半から、糖尿の経過観察で、採血と検尿があるので、昼抜き。毎日暑い暑いと書いていてもしょうがないが、本当に暑い。
  その後、再就職支援会社にちょっと寄り、明日のセミナーの受講表をプリントアウト。少し涼しくなったので、神保町から御茶ノ水まで、時代屋やら楽器屋やら冷やかして歩く。うーん。平日だけに学生が多く、大人買いらしいのは見掛けないなあ。まあ、この景気で、夏のボーナス平均支給額下がっているし、富裕層は、こんなくそ暑い中、うろうろしないよな。
   気がつくともう19時。日が長いなあ。サマータイム制採用したほうがいいんじゃないかとも思う。17時位の少し涼しくなった時間から、遊ぶなら一日長いなあ。
 地元に戻って博華で、餃子ビール。店の中を風が通って気持ちいい。

2008年7月22日火曜日

ポーニョ、ポーニョ、ポニョ魚の子、魚の子なのか?金魚なのか?

   午前中は水道橋の再就職支援会社で、職務経歴書の別バージョン作って、エージェントに送る。久しぶりに元会社の後輩の女子に、バイトしながら、就活頑張っているらしい。暑気払いでもやろうと話す。余りに暑いので、神保町で麦藁帽子とアロハ買い、元会社へ、元同僚とフィッシュへ。豆カレーやっぱりんまいっ!
   渋谷に出て東急プラザの喫茶店で、業界の師匠であるOさんと会う。10歳くらい上の筈なのに、初めて会った時から、本当に変わらない。変わったのは、髪の毛の長さだけだな。すごい長髪が普通の長髪になった。身体鍛えているらしい。でも、ナルシスティックでなく、飄々と生きている感じが、やはり大リスペクト。会うと自分はまだまだだなと思う。
   新宿に出て、バルト9で『崖の上のポニョ』観る。平日だと思っていたら、子供は夏休みだったんだな(苦笑)。ただ子供はそれいけアンパンマンとポケモンに殺到していて、宮崎アニメは意外にカップルやら高校生やらF1M1層やらで80%の入り。子供率は1~2%。夏休み向けのCMが沢山入っていて新鮮だけど、麦藁帽子とアロハで夏休み仕様の自分は、何だか恥ずかしいなあ(苦笑)。中味は、宮崎駿の作品の中では、一番わかりやすくていいなあ。理屈や教訓やらメッセージ性やら社会性やら、美しくよき時代への郷愁やら、『子供たちに自然や海の大切さを教える』や『子供の純粋さを失ってしまった大人に見てほしい』でも全くなく、楽しいとかワクワクするとか、かわいいとか怖いとか、気持ちいいとか気持ち悪いとか、感情に働き掛ける映画。観終わったら、ポーニョポーニョと歌いながら、歩いて帰ればいいのだ。せっかく5歳児が主人公なんだから幼稚園児、保育園児に無理矢理でも、見せて欲しいなあ。意味や理屈を解かる必要のないのが情操教育の筈だ。

2008年7月21日月曜日

今週読んだ本

牧秀彦『松平蒼二郎始末帳 陰流・闇仕置 隠密狩り』、山本まさき/古田雄介『ウィキペディアで何が起こっているのか』、山本貴代『晩嬢という生き方』、三浦展『日本溶解論』『下流社会』。林真理子『RURIKO』、島野功緒『時代劇の色気』

2008年7月20日日曜日

性交都市

 いきなり白状するが、10年近く前にビバヒルに関っていたときに、既にアメリカでは、『SEX AND THE CITY』だなんてしたり顔で言っていたような気がするが、ちゃんと観たことはなかった。プロモーション映像か何かを見て、見た気になっていたのと、どうもサラ・ジェシカ・パーカーの顔が駄目なのと、マンハッタンのイケてる独身女性の生き方やファッションがかっこよくて、日本でもセレブ女性たちの注目がなんて女性誌の記事を読むと萎えてしまう腑抜け男子だったからだ。
  ところが、映画版がこの夏に公開されるせいか、TXで一挙放送をやっている。観てしまった、第2シーズン。さすがに、1999年放送だけあって、色々と時代を感ずるが、それ以上にショックなのは、4人の独身女性達だ。今でいうアラフォーやら、F2やらの成功した女性たちは、幸せなハッピーエンドを迎えるために、とっかえひっかえワンナイトラブしたり、ナンパしたりして、最終的なパートナーの男を捜すのだが、男も成功していて、かっこいいヤツは、浮気性の既婚者か、全く可能性のないゲイか、変態なのだ。女子も 頭の中はあればっかりだったのか。もっと早く知っていれば、いやSEX AND THE CITYをもっと早く観ていればよかったのになあ。 10年遅れで、50歳になってやっと気がついたとは(笑)。
  しかしながら、完璧なパートナーがどこかにいて、いつか結婚できると信じているのは、アメリカ人のキリスト教的なメンタリティなのだろうか。運命の赤い糸なんて信じているのは日本の女子高生ぐらいだと思っていた自分が不幸なのかもしれないと、やっとこの年齢になって思う俺(笑)。