2010年7月3日土曜日

欝な週末、しかし博華で餃子とビールでハッピイ。

   溜った事務処理やら、片付けないといけないものを片付けようと1日空けるが、朝ご飯食べて、二度寝したら終日駄目駄目。一応昼前には、近所のクイーンズシェフのポイント10倍デイに出掛け、自宅居酒屋やらなんやらの買い物。帰宅後、昼御飯食べ、昼寝をし(苦笑)、夕方買い物して廻り、博華で餃子とビール。

2010年7月2日金曜日

たくさんの女子に会ったきんようび。

     早めに学校に行き今日のテキストをコピーしながら、元の会社の後輩で、渋谷のコンサートホールで働くNさんの相談を受ける。決してハードルは低くないが、可愛い女の子に相談されると、無条件で安請け合いする悪癖が(苦笑)。

   今日の講義は、来年頭に1年生が運営するイベントの学生よる投票。同じ内容を、2年の講義の最後に評価させると、つまらない、実現性低いとメッタぎり(笑)。みんな就活しながら、成長したんだなあと苦笑。

     来週の講義の下準備をし、渋谷で、美大生と待ち合わせ、青山三丁目のギャラリーで開催の女性イラストレーター5人の企画展のオープニングパーティーに。差し入れに、シャンパン、否、安スパーリングワインを持って行く。女性イラストレーター5人の少女をテーマにした企画展。女子校の美術部に紛れ込んだ中2男子というか、女子呑みの隣のカウンターにいる中年サラリーマン思わず論争に独りごとを呟いた時のような気恥ずかしさ。

    六本木ヒルズで行われているJapan Timesのパーティに。しかし、唯一の知人のE氏がいない・・・。ガイジンばかりのパーティで初対面の人と友人になる根性はなく、元の会社時代に馴染だった店で食事をして戻ると、ようやく再会。

2010年7月1日木曜日

東長崎初下車。

   神保町シアターで、映画少年の夢 川本三郎編
   63年松竹大船中村登監督『鏡の中の裸像(110)』
   赤電話が二台並んでいる。黒柳宗敬(池部良)「三信商事ですか?清水さんをお願いします。」取次の途中で、切れてしまう。かけ直そうとポケットを探すが、10円玉は無い。売店の親父に「くずしてくれないか」と言うが、「悪いね。もう隣の人に両替しちゃったんで」と言われる。隣で電話をしていた直木しづ子(倍賞千恵子)が10円を差しだす。黒柳は100円札を渡そうとするが、しづ子は、「いいです」と行ってしまう。
自由が丘にある第2黒川美容室。オーナーの川原なつ(沢村貞子)の一人息子の一郎(神山繁)の妻赫子(川原貴美子)が店を切り盛りしている。なつは、六本木に、もう1店経営しているのだ。一郎は会社を辞めブラブラ髪結いの亭主よろしく、今日も昼近くにも関わらずパジャマで朝食を取っている。インターンとは名ばかりの住み込み家政婦扱いの丸木光子(水科恵子)を呼びつけ、味噌汁が冷えていると文句を言っている。一郎は、店の美容師の河村紀子(中村雅子)に手をつけているのだ。光子が電熱器のコンセントを入れた途端、家のヒューズが飛ぶ。店も停電し、赫子が、あんた直してよと二階に上がって来る。
    白鴎学院の理事長室。理事長の黒柳ふさ枝(毛利菊枝)に、川原なつが息子の一郎の就職の面倒をみてくれとせがんでいる。そこに、宗敬が入って来る。やっとなつに解放されたふさ枝に「お母さん、フランスからマダム・ヴァレーリを呼ぶんですね。」「誰に聞いたの?」「三信商事で聞きましたよ。あそこにもお金を出させるんですってね。学院には、ドルが無いからでしょう」「最新の美容を勉強するためよ」「どうせ、研修会で会費三万ずつ取れば大儲けですよ」「失礼なことを言うんじゃありません」「そうそう、僕の結婚相手は自分で決めますので、勝手なことはしないで下さい」「自分で決めて失敗しているじゃないの」「お母さんやお父さんの仕事のために政略結婚することは絶対お断りしますからね」
    喫茶店、しづ子が机の下で、大学生の白石三郎(川津祐介)にお金を渡している。三郎は、音楽家になりたくて、ピアノがある今のナイトクラブで働いているのだと言う。音楽家では暮らし向きは大変だと言いながら、しづ子は、好きな男のために、支えてあげたいと思うのだ。しづ子と三郎は半年前に日比谷で行われた音楽会で、知り合い口づけを交わしていた。
    しづ子は、白鴎学院で同級だった江東和子(桑野みゆき)と一緒に下宿している。下宿先の大家西垣伸子(杉山徳子)の息子で、タクシーの運転手をしている徳次(三上真一郎)は、しづ子に片思いをし、手紙を渡したが、三郎と付き合っていたしづ子は、開封せずに、徳次の靴に入れて返した。和子は、六本木のある第1黒川美容室で働いているが、しづ子は学校に残り研究生をしている。講師を勤めるなつのパーマネント術を、生徒たちに混じって真剣に見つめるしづ子。
   しづ子が学院の校門を出ると、男が声を掛ける。不信げに見返すしづ子に、赤電話で10円玉を借りた男ですと宗敬。納得したしづ子を強引に車に載せ、家まで送る宗敬。しづ子は、宗敬が校長の息子であることを知って驚くが、何事も儲け主義な校長とは正反対な宗敬に好感を持つ。自分は、千葉勝山で小さな美容室を営む母(浦辺粂子)の元、姉(市原悦子)と折合いが悪く家を出て、髪結いではなく、クリエイティブな美容師を目指しているのだと言う。宗敬は、校長と偉そうにしているが、母親は色街の白髪染めの髪結に過ぎなかったと言う。
  実は三郎は、音楽家を志す大学生でも何でもなく、一年前に退に花札博打の借金の返済を迫られいた。更に則介の情婦の?と出来ている。



   渋谷シアターNで、塚本晋也監督『鉄男 THE BULLET MAN(111)』

   何だか釈然としないなあ。鉄男ってもっと訳分かんないパワーだけ溢れていた映画じゃなかったかなあ。何だか、今回の惹句の「鋼鉄と化した心を溶かすのは愛か 憎しみか」のまんまで、余りに分かり易い…。“日本映画の枠を突き破り”ハリウッドに色目を使ったのか…?鉄男的な表現は当たり前になり、インパクトが無くなってしまったのか…?
20年振りにもう一度「鉄男」見直すか。

   東長崎のギャラリーで行われているグループ展に。美人画家が参加しているのだ。デザイナーN氏とは小笠原のライブの時に一緒に行こうと言っていたのだが、カメラマンO氏、CMプランナーHリー氏までいて驚く。そのあと、お好み焼き屋に。帰りは、車で来ていたO氏に荻窪まで送って貰う。先日のN氏といい、車で来ている人の前で、いい加減呑みまくって、送って貰う。酔っ払いの自己中な厚顔無恥は、留まるところを知らない。

2010年6月30日水曜日

2010年も半分終わってしまったのか?まだ半年あるのか?

  学校。2年生就活頑張っている。結果が出ている子も出ていない子も。自分が20歳の時には何も考えていなかった。51歳になった今でも、何も進歩ないまま、今年も6カ月終わってしまうのだ。時間も有限だと気がついていない哀しい私(苦笑)。ジュンク堂カフェで、イラストレーターのKさんと話す。彼女の仕事を上手くバックアップ出来ればと思うのだが・・・。所詮4年に一回のサッカーファンなので、海王星と冥王星のように、順番が入れ替わる。次はオリンピックか・・・。

2010年6月29日火曜日

高田馬場にある四谷天窓。

   朝イチに睡眠障害クリニックに行く筈が、ダウナーな気分で、溜まっていた仕事のアポイントのメールを出したり、資料纏めたりして、午後遅くになる。幸い少し待つだけでよかった。
   外苑前の粥屋喜々で、坦坦つけ麺食べ、高田馬場に。

   昨日、ふたいサロンに一緒に行く筈だった美人画家と、実籾の歌姫小笠原愛のライブで、高田馬場の四谷天窓に。ミニアルバムが出来あがり、その曲のお披露目を兼ねていたせいか、プロデューサーのTさんの関係者で一杯。今回のCDのADに無理矢理引込んだデザイナーM氏、阿佐ヶ谷在住の天才CMプランナーS氏と一緒に見ていたら、ライブが終わって、小笠原とユニット“つきよみ”を組んでいたバイオリンの石井に再会。子持ちミセスなのに、若々しく綺麗だなあ。
    ライブの後、車で来ていたM氏のルノーに、強引に美人画家と一緒に乗り込み、西荻ささら亭。

2010年6月28日月曜日

自殺の名所って、名所なのか?

    午前中赤坂のメンタルクリニックに行き、そのまま昼食を取らずに丸の内で、糖尿病の経過観察。血圧他数値は安定しているが、体重は一切減らない。まあこの生活で減ったら、どこか悪いことになるか(苦笑)
 2時を回って昼食。3ヶ月に一回だけ、この日はとんかつだっ!!キャベツのお代わりを2度(苦笑)。味噌汁1度、御飯軽く1膳。食い過ぎだ(失笑)。

 久しぶりに神保町シアターで、映画少年の夢 川本三郎編
     
    51年松竹大船大庭秀雄監督『命美わし(109)』
    会津若松を観光バスが行く。~(バスガイドのアナウンス)~右手に見えますのは、船山城址(鶴ヶ城のことらしい)の石垣にございます。藩主船山みつくに公は、御前と非業の最期を遂げました。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて時の移るまで涙を落としはべりぬ・・・・・・・。また、内濠には、著名な詩人の横川?が、?と投身自殺をし、真実の愛を貫いたことで、華厳の滝、三原山と並び、自殺の名所となっております~。
   
    内濠近くに、洋式の古い屋敷がある。尺八を吹く伊村早吉(笠智衆)と琴を弾くみね(杉村春子)夫妻。次男の修二(佐田啓二)に長女の民子(小園蓉子)が「今日、うちの近くで房江さんを見かけたわ。お兄さんのことをやっぱり思っているのよ」屈託がありそうに、夜空を見る修二。今日は15夜だ。芒と月見団子が備えられている。突然、尺八を吹くのを止めた早吉が立ち上がる。「モンペを出してくれ」みね「また予言ですか」「濠端に誰か立っている」伊村家を訪れていた、早吉の友人で医師の高山(坂本武)が酒を飲みながら「何だ?」と腰を上げる。長棹とロープを持って濠に向かう早吉の後を付いてくる。「君は投身自殺を予言できるのか」「いや、50回のうち、何回か当たるだけだ。ただ、家の近くで人が死ぬことがいやなんだ」
   月灯りの中、濠端に人影があるようだ。「いた」石を濠に投げ「君は、危なそうなら石を投げてくれたまえ。気勢を削がれるようなんだ」濠端に立つ娘に声を掛ける早吉。大島房江(桂木洋子)だった。死なせて下さいと泣く房江を家に連れていく早吉。話をしていた房江が身を投げようとしていたことにショックを受ける修二と民子。事情を尋ねたそうな二人を部屋に帰し、みねに預ける早吉。
    すると、長男の寛一(三國連太郎)がずぶ濡れで、女性を連れて帰って来る。「何で助けたの」と泣く女(淡島千景)。今日は、2件も投身自殺未遂だ。


   笠智衆と杉村春子の老夫婦、素晴らしい。


   夜は、先代独身美人OLと、新橋で「暮らしの手帖」の元副編、二井さん企画の“ふたいサロン”。今月は、立川キウイの真打ち昇進パーティ。パーティといいながら、散々飲んで食った酔っ払い客を相手に、ちゃんと「看板のピン」を噺し、最後にはマイクを握って、周りの人たちに気を使いながら司会までも。流石に前座16年半の苦労人。真面目な人なんだなあ。どうも、立川流は、破天荒な師匠に憧れて入門したせいか、どうも真面目な人が多い気がする。キウイさん、真面目さが噺を固くしている気もするが、応援するぜ。著書"万年前座"を買おうか迷っていたら、女優の南久松真奈さんが、ユーロスペースで上映の「+1(プラスワン) vol.3」の前売り券を販売していたので、そちらを買ってしまう。今度は必ず買うぜ!!

2010年6月27日日曜日

今週読んだ本

林信行『iPad ショック(日経BP社)』、河野章宏『音楽ビジネス革命~残響レコードの挑戦~(ヤマハミュージックメディア)』、鈴木英治『手習重兵衛 夕映え橋(中公文庫)』『手習重兵衛 隠し子の宿』、六道慧『御算用日記 天地に愧じず(光文社文庫)』『御算用日記 まことの花』『御算用日記 流星のごとく』『御算用日記 春風を斬る』