今週読んだ本

坂岡真「照れ降れ長屋風聞帖　遠雷雨蒸」「照れ降れ長屋風聞帖　富の突留札」「照れ降れ長屋風聞帖　あやめ河岸」「照れ降れ長屋風聞帖　子授け銀杏」、勝間和代「勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド」、町田忍「東京ディープ散歩」、都築響一「性豪　安田老人回想録」、唐沢俊一・ソルボンヌK子「三丁目の猟奇」、南伸坊「健康の味」

入れなくなると嫌だから店名は絶対教えない。という困った性格診断

　　午前中はCATVの回線チェックとノートPC修理のピックアップが来るまで在宅。その後、ようやく揃った旅券申請書類を持って都庁に。
　午後からは再就職支援会社で、なんちゃらテストの分析セミナー。事前にYES、NOで答えてあった200近い問いの分析を、グループセミナーの形で、行ったのだが、仕事に対する考え方など、かなり極端にはっきり出てきていて面白い。仕事の環境が希望と違ってストレスとなった場合に現れる態度が、社会的ルールを無視する、決断力がなくなる、疲れる、内向的になる、最悪の場合を考え悲観的になる、批判に対して過敏になる、そんなことがよくあったなあと赤面の思いだった（苦笑） その職種の成功者と、傾向が一致しているのは、 スペシャリスト系マネージャーと、法律関連職。管理系専門職、芸術関連職。
感覚的なことと概念的なこと、人間を重視するのが、もって生まれた資質。他者を支援するような職種を好み、戦略企画や革新的なこと、創造的なことに傾倒する傾向がある。専門性や独自の見識・知識を活用して、問題解決のために貢献することを好み、模範を示して周囲をリードするマネージメントスタイル。 うーん、いままでやっていたことしか出来ないんだなあ（苦笑）
　夜、元同僚２人と地元で飲む約束だったが、少し時間があったので、ひとっ風呂浴びてから、地元の中華料理屋に。開店し1年経ち、お客さんの顔が見えてきたからなのか、メニューが増え、それぞれが、材料、調理ともにかなりレベル高い。本当にうまかったなあ。気の置けない友人との会話とうまい中華。ご機嫌で酔っ払い。２軒目のJAZZバーでは、ほとんど眠っていた。

長生きのひけつ。

　　今日は家に。天気もいいので、洗濯と掃除。近所の洋品店に、スーツのサイズ直しに行って買い物。帰って、職務経歴書をまとめようとするも、ふとテレビを付けると２時っちゃお。TBS久保田アナ。真ん中分けのショートボブ。少し離れて、笑うと線になる切れ長の目。ビジュアル的には、今年度パルム・ドール・最高賞（笑）気になって気になって、結局テレビから目を離せず。他のレギュラー番組を探し始める始末（苦笑）。新宿伊勢丹写真館に証明写真の焼き増し受け取りに行き、ついでにジュンク堂。
　　　今宵は、高校のクラブのずっと下(20年以上だな)の後輩の女子の転職相談。他人の世話している場合でもないが（苦笑）今も音楽を続けながら働いている体育会系な感じがかわいいなあ。でも私なんか口を出す前にちゃんと考えている。会社辞めず、人取れたなら、自分と一緒に仕事したかったな。あー今日も呑んだ。駅の階段の最後の一歩、遠近両用眼鏡で足元見誤り転倒（苦笑）、会って話していると全く歳の差感じませんよ。といっていた彼女も少し引く。長生きの秘訣の一つは転ばないことなんだと言ったら、おじいちゃんを見るような目に変わっている。自分へのフォローになっていない（笑）

就活と恋愛

　再就職支援会社のセミナー最終日。さあ、就活始めないと。夜は、元会社のある部門の歓送迎会。4月末で退社した20歳年下の若者が、3日前から同業他社で働いているという。よかった。
　　そろそろ働かないのにも飽きてきたと言ったら、もう何十年とずっと休まず働いてきたんですから、ゆっくりしてもと言われる。急にもっと年を取った気がしてきて、これはこれで複雑な気持ちなのだ。結局ずっと年下のお嬢さんたちを相手に、老いを感じてからの恋愛について熱弁してしまう。
　齢を重ねてから、若い子と恋愛した場合、こんな恋愛が自分にとって最期のものだと思いつめた途端、社会のことや、恥や分別や理性など、どこかにいってしまう。「埼玉のどこかの高校の校長や、少し前の将棋の名人は、常識では考えられないことしちゃうんだなあ。」といったら、父親が私と同い年の娘が、「恋愛したいんですか？」と聞くので「お前のパパだって！！家族がいるから、我慢しているかもしれないが、絶対、人生もう一度大恋愛したいと思っとる！！！」と小林よしのりの遅咲散太郎のように断言してしまい、思いっきり引かれる（苦笑）。次のセリフは飲み込んだ「もうひとつ、代弁すると、ぜったいパパだって、どうせ恋愛するなら、今のママじゃなくて、昔の若い頃のママのほうがいい思うよ・・・。」ああ、恋愛したいなあ。

番号札を取ってお待ちください。

　今日は溜まっていた手続き関係を一気に片付けようと、朝から、杉並区出張所で住民表、渋谷に出て散髪後、郵便局でダスキンの振込み。その後井の頭線京王線で高幡不動、三井住友銀行で住所と銀行印の変更申請とキャッシュカードの取替、１時間に1本しかなくお年寄り満載のバスに乗り、日野市役所で戸籍抄本、また１時間に1本のバスを待ち日野駅に出て、新宿まで中央線に乗り、都庁にて運転免許証の住所変更と、パスポートの申請。なんとも移動と窓口で待ち続けた一日であった。勤めがあったら出来ないなあ。こまめにやらないからいけないのだが。
　それにしても、少し早く回れたので、近所のプチ・スーパー銭湯。ちょっと、贅沢して垢すり。半年振りくらいだろうか。すごい量の垢。嬉しいような悲しいような。垢すりの韓国のおねえさんに「オボサン？」と聞かれ、「お子さん？」「おとさん？」と思ったら「お坊さん？」ということだった。胡散臭い生臭坊主だから、湯上りに、博華で餃子ビール。家に帰ってTVを点けて、ロンドンハーツ。田村惇の青春時代から今に至るまで好きな芸能人を列挙する企画、ふとしたきっかけでファンになり、誰でもいい感じがする広いストライクゾーンに、妙に共感する。精神科医名越康文が、もっともらしく分析するが、「8割は、自分の言うことを聞いてくれる目がぱっちりした女の子。残りは、自分の思い通りにならない女性」とは、だから何？という感じ、飲み屋で好きな芸能人をあれこれ語るまんまの番組だなあ。

貴方は一日どのくらいの時間鏡を見ますか？

　朝から再就職支援会社のセミナー2日目。自分自身を見つめなおして。自分の市場価値を考えてみる。市場価値？誰が買ってくれるのだろう？まあ、値段はともかく、持っているべき一品だと誉めてくれないものか（笑）。
　　夕方に、久しぶりに、元会社に顔を出す。以前のデスクの女性から、社内レイアウト変更があるけど、残っている荷物どうしますか？という電話を先週受けて、全部捨ててというのも気が引けて顔出すよと言ったもの。あるある、契約書コピーやら、自分の恥ずかしい写真やら、ちょっとまずいものが出てくる、出てくる。そうしたものだけシュレッダーにかけて、半分くらい廃棄スペースに運んで、終わりにする（苦笑）
　　社内ブラブラして、帰ろうとすると、だいぶ前に会社を辞めて、マネージメントをやっている後輩にバッタリ。懐かしいなあ。勝手にロビー借りて、少し話し込む。餃子、肉野菜炒めで、終えるはずが、会社で痩せましたねと皆に言われて、少しご機嫌で、締めにチキンライス頼んでしまう。うーん腹いっぱいだな。

LIONS FOR LAMS

　　昨日、遠近両用眼鏡が出来ているというので吉祥寺。遠近見えすぎてクラクラしながら、『大いなる陰謀』観る。ロバートレッド・フォードは、監督だけではなく、大学教授の役で、教え子に熱く語るので、想像以上に直球の映画だった。戦争のシーンをちゃんと作りながら、そこをエンタテイメントにすることを拒絶する演出しているんだろうな。原題、Lions for Lambs、子羊のような指揮官のもとで戦う兵士は勇者だということなんだと思うが、志願兵で出陣していく若者の志を、自分のキャリアアップの手駒としか思っていない権力者がラム。
　　ということで、夕食は、吉祥寺にあるJR北海道のジンギスカン屋でラム。