いきなり白状するが、10年近く前にビバヒルに関っていたときに、既にアメリカでは、『SEX AND THE CITY』だなんてしたり顔で言っていたような気がするが、ちゃんと観たことはなかった。プロモーション映像か何かを見て、見た気になっていたのと、どうもサラ・ジェシカ・パーカーの顔が駄目なのと、マンハッタンのイケてる独身女性の生き方やファッションがかっこよくて、日本でもセレブ女性たちの注目がなんて女性誌の記事を読むと萎えてしまう腑抜け男子だったからだ。
ところが、映画版がこの夏に公開されるせいか、TXで一挙放送をやっている。観てしまった、第2シーズン。さすがに、1999年放送だけあって、色々と時代を感ずるが、それ以上にショックなのは、4人の独身女性達だ。今でいうアラフォーやら、F2やらの成功した女性たちは、幸せなハッピーエンドを迎えるために、とっかえひっかえワンナイトラブしたり、ナンパしたりして、最終的なパートナーの男を捜すのだが、男も成功していて、かっこいいヤツは、浮気性の既婚者か、全く可能性のないゲイか、変態なのだ。女子も 頭の中はあればっかりだったのか。もっと早く知っていれば、いやSEX AND THE CITYをもっと早く観ていればよかったのになあ。 10年遅れで、50歳になってやっと気がついたとは(笑)。
しかしながら、完璧なパートナーがどこかにいて、いつか結婚できると信じているのは、アメリカ人のキリスト教的なメンタリティなのだろうか。運命の赤い糸なんて信じているのは日本の女子高生ぐらいだと思っていた自分が不幸なのかもしれないと、やっとこの年齢になって思う俺(笑)。
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