2010年1月3日日曜日

帰省とテレビ。

  1日2日と実家に。帰省といっても、日野なので、1時間も掛らないのだが、会社員の頃は、正月くらいしか帰宅しない親不孝者。
  年末から何かをしながらテレビを見ていたが、NHK の中国残留孤児を扱った「遥かなる絆」よかったなあ。こうした丁寧なドラマは、国内ではNHKにしか出来なくなってしまったのではないか・・・。先のクールで絶賛されたTBSの「JIN」にしたって、コミック原作、江戸の設定なのにオープンセットはお粗末だった。まあ、見ている人は誰もそんなことを気にしていないのかもしれないが・・・。
  NHKついでに、紅白歌合戦もブログを書きながら見ていたが、サプライズをさせよう、見た目を派手に演出しようという作り手側の気持ちが勝ち過ぎて、「歌の力無限大」という割に、バラエティに終始していたと思う。「竜馬伝」の番宣番組の合間に、歌手が出演する感じというと言い過ぎかもしれないが(苦笑)。途中で、本を読み始めて、気がついたら終わっていた。同じNHKのドラマでも「とびはね」は、書道漫画のドラマ化だが、番宣を見る限り、コミックの実写化に過ぎない気がする。
  実家はソニーブラヴィアの40inchを年の瀬に買ったということで、更にテレビ三昧。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの衛星中継よかった。まさみとあさみの「女二人自転車旅」まさみカワイイ。歴史ものを見て、結局、箱根駅伝とラグビーの大学選手権、このままでは、テレビっ子に戻ってしまうと思って帰宅。民放各局の年末のスポットは、番宣ばかりだったが、NHKも番宣ばかり。
  お陰で、読み返していた沢島忠の「沢島忠全仕事 ボンゆっくり落ちやいね」面白い、面白い。箱根駅伝の沿道の人出を見ても、テレビの大晦日、正月の時代は終わったんだなあ。

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