午前中雨が降り出す前に、郵便局やらクイーンズシェフやらクリーニング屋やら、昼から体験入学の講師。なかなか、賢くハキハキしたお嬢さんとマンツーマン。途中鼻がかみたくなって、恥ずかしかった(苦笑)。鼻垂らす訳にもいかないし…。失笑される50オヤジ。
神保町シアターで、目力対決 田宮二郎と天知茂。
64年大映京都井上昭監督『勝負は夜つけろ(678)』
神戸港、溶接の光、音、サイレン。税関の船が艀に付け、積み荷を確認する。艀の稲垣(川津祐介)が、「鶏卵、トマト…」食料品を読み上げる。検査官が、黒い皮のジャケットとサングラスの男(田宮二郎)に目を止める。「あんたの足は…。義足なのか…。」「シップス・チャンドラーの仕事をして、もう7年になるが、まだ知らない人もいるのか」と男。
一仕事終えて港に戻ってくる。経理担当らしい男(伊達三郎)に、男が声を掛ける。「ちょっとデカい勝負に出たいんだ。クラウンラインの仕事をやれそうなんだ。500万用意出来ないか?」「社長、そりゃ大きいですね。」「銀行で借りられないか?」「キョウビ銀行は我々に貸してくれないですよ。」「でも、何とかしたいんだな。」アンカー・トレーディングと書かれたオフィスに入る男たち。義足の男は、この会社の社長な久須見、経理係は阿南、稲垣は久須見の幼なじみで、7年前一緒にこの会社を作ったのだ。
稲垣が、クラブ・ドリアンのマダムが金を用立ててくれそうだと言う。久須見が、じゃあ頼んで貰えないかと言うと、マダムは久須見と会って決めたいと言っていると言う。
その夜、久須見は、クラブ・ドリアンに顔を出す。マダムの斐那子(久保菜穂子)
土曜の最終回ながら、かなりの盛況。この目力対決の対決と言うより、この映画目当てのシネフィルが集まったと言うことだろうか。最近の神保町シアター満席の客層とは違って老若男が集まっている。勿論シネフィル落語家の快楽亭ブラック師匠の姿も…。
この企画のチラシに、大映のゴダールと呼ばれた井上昭監督の傑作!!と言う惹句に自分も惹かれたんだが、映像はカッコイいものの、サスペンスとしては少し物足りない。役者は、錚々たる面子だし、台本ということか…。
博華で、餃子とビール。
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