シネマヴェーラ渋谷で、山城新伍とその時代。
72年東映京都鈴木則文監督『温泉スッポン芸者(673)』
京都DX東寺、司会の男(川谷拓三)が呼び込む。「一条さゆりを継ぐ三条さゆり。大きな拍手でお迎え下さい。」三条さゆり(杉本美樹)ステージに出てくる。客席は満員だ。観客の中には、スケッチブックに絵を書く男(山城新伍)や、スケベそうな親父(由利徹)たちの姿がある。
大学のキャンパスを歩く、浅井夏子(杉本美樹)と姉の良江(松村康世)。「姉さんはね、あんたが無事大学を卒業することだけを楽しみにして生きてきたのよ。」後ろから実方信治(成瀬正孝)が、講義のノートを貸してくれる。真治は、法科の四年だと言って姉に紹介する夏子。他にも、食事をしないか、ドライブをしないか?などと次々に男子学生から声を掛けられる。「大学と言うところはお金が掛からないので、とても楽しいわ」と夏子。
その夜、姉に食事を奢るとアルバイトをしているサパークラブに連れて行く。そこに大学の山本教授(由利徹)が研究室の学生たちを連れて来る。実方は、バニー姿の夏子を見て「浅井さん!!」と声を掛ける。同時に教授が「三条さゆりちゃん!!」と叫ぶ。夏子は、学生証を出すが、この学校の印は偽物だと見破り、姉にも偽学生だったことがバレてしまう。
八木陽子(城恵美)花村鮎子(潤まり子)鶴丸(女屋実和子)花千代(松井康子)佐度奴(衣麻遼子)清葉(牧れい子)横溝富子(三原葉子)服部倉次郎(菅貫太郎)実裏角蔵(金子信雄)木持与三郎(大泉滉)毛利高麿(山城新伍)竿師段平(名和宏)黒竿段吉(岡部正純)健(大下啓矢)横溝かおる(遠藤かおる)みゆき(望月節子)昌子(榊浩子)石橋(殿山泰司)理事たち(田中小実昌、福地泡介、団鬼六)
中沢(中村錦司)木下(蓑和田良太)山本明(由利徹)篠山義浩(月亭可朝)笹沢(笹沢左保)小島(畑中伶一)女将京子(京町一代)医者(岡八郎)看護婦(橋本房枝)専務(疋田泰盛)有力者(那須伸太朗)
神保町シアターで、目力対決 田宮二郎と天知茂。
65年山本プロ山本薩夫監督『スパイ(674)』
三矢作戦、仮想敵国、東西冷戦が激化し、日本国内での朝鮮半島両国、米ソ間の諜報活動は、熾烈なものとなっていた。中央新聞の社会部記者須川康夫(田宮二郎)は、ベタ記事の、福岡にある大村入国者収容所から、韓国ソウル大学の学生李起春(山本学)が脱走したと言う事件の裏に何かがあると思い、社会部部長(浜田寅彦)に、福岡まで取材に行かせて欲しいと掛け合うが、担当は西部本社であり、出張費まで出して行くことかと却下される。諦めきれない須川は、自費で福岡に向かう。大村収容所では、和田警備課長(稲葉義男)宮島警備官(佐伯赫哉)から話を聞くと、本国に送還されると死刑になるたろうと思っていたことと、警察庁外事課の刑事で
64年大映東京富本壮吉監督『黒の暴走(675)』
第二京浜のあたりらしい。三台のバイクが飛ばしている。白バイがサイレンを流しながら追跡を始める。停止命令にも応じず、更にスピードを上げるバイク。捲けないと思った三人は、別々のコースを取った。真ん中にいた白いジャンパーを着た男を追跡、散々逃げ回った挙げ句、団地の中に逃げ込む。更に児童公園を通り抜けようとして、キャッチボールをしていた男児をハネてしまう。そのまま走り去るバイク。白バイの巡査(田宮二郎)は、バイクを止め、子供に駆け寄る。集まって来た近所の人々に、自分は機動警察隊の津田といいますが、どちらのお子さんか心当たりのある方いませんか?と声を掛けると、35号室の山崎さんちのお坊ちゃんだわと言う声に、直ぐに知らせるよう頼み、救急車を呼んでくれと叫んだ。そこに自転車に乗った警官が通りかかったので、後のことを頼み、バイクの男を追跡した。
外苑前の粥屋喜々で、元会社の先輩後輩と飲み。
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