2009年4月6日月曜日

天使の眼、野獣の街

    午前中は職安、最後の認定日。26年雇用保険払い続けて、11カ月の支給は短いなあ。職安の混雑は更に酷くなっている。凄い、歳末のアメ横と言う感じだ。エレベーターの中で毎日来てるが仕事なんか見つからないと独り言を尋常ならざる大声で話す、いや叫ぶ男がいて、満員のエレベーター内に緊張感が高まる。自分の身を守るに、落とせっこないミサイル騒いで、防衛費アップのプロパガンダに乗るより、不況下で、崩壊しつつある日本社会の立て直しが必要だろう。 景気回復には、戦争しかないという愚かしい歴史を繰り返すしかないのだろうか。その後これから非常勤講師をする専門学校で、ようやく契約。独身美人OLに惣菜差し入れ。

     神保町シアターで浪花の映画の物語
     61年東宝堀川弘通監督『猫と鰹節(228)』
     大阪駅、岡山からドブ板に繊維ものの仕入れに来た男(西村晃)に、煙草の火を貸してくれと頼む白神膳八(森繁久彌)。同業者のふりをして、男の懐を当て、確実な儲け話があり、元手を倍にした上、奥さんに内緒で遊ぶ金もできますよと囁くと簡単に乗ってくる男。

    48年大映京都伊藤大輔監督『王将(229)』

    シネマート六本木で、ヤウ・ナイホウ監督『天使の眼、野獣の街(230)』
   香港中環地区、一人の男が路面電車に乗ってくる。車内は混んでいたが、学生風の若い娘の隣が運良く空き座る。数字のパズルをやり始める。ある停留所で男は降りる。隣の娘も、おもむろに立ち上がり下車した。男は、通りをしばらく歩き、辺りを見渡せる場所に上がった。彼は宝石強盗団のリーダーだ。娘は一人の男を尾行していた。ハンバーガーショップに入る、ハンバーガーを食べていると、後をつけていた筈の男が声を掛けてくる。「子豚ちゃん。お母さんは元気か?」娘は人違いだと答えるが、ずっとつけていただろうと言われる。尾行はばれていたのだ。電車を降りてから俺は何をしていたと尋ねられ、携帯で電話をしていたこと、電話ボックスに入り、電話を掛けながら、書いたメモを紫色のゴミ箱に捨てたこと、車内でぶつかった女が着ていた服や身長などを答える。しかし、車内で落とした新聞を拾った男の特徴は?と尋ねられて、絶句する。試験は不合格ですねと肩を落とす娘に、いやお前なら警官には見えないだろうと言う男。男は、香港警察特別捜査部観察班のリーダー犬頭。
    娘は名乗ろうとすると、ここでは全てコードネームで呼び合うのだと言われ、勝手に子豚と命名され、女ボスや仲間に紹介された。その頃既に中環地区の宝石店は強盗に襲われ、宝石を奪われていた。あまりに手際良く警察の到着前に逃亡している。特別捜査部の分析班は、宝石店店内だけでなく、周囲のカメラに写った映像をチェックし続ける。常にモノを食べ続けている男が浮かび上がる。男がコンビニでカードで支払ったことで、購買履歴だけは判明した。ファットマンの洗い出しに観察班は全力を上げる。絞り込んだエリアの中で、ある者は甘栗の露天を、ある者は若いアベックを、ある者は会社員を装って巡回する。

    こりゃ面白い。ありがちな設定かもしれないが、脚本もよくできているし、テンポもいい!断然お勧め。

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