2008年10月12日日曜日

韓国の俳優の鼻は、皆同じで区別がつかない。

  同居人と昼ご飯を地元のイタ飯でパスタとグラスワイン白2杯。
  渋谷イメージフォーラムシアターで『女工哀歌(エレジー)(189)』。昨日の『フツーの仕事がしたい』に続いてワーキングプア・ドキュメンタリー。中国のジーンズ縫製工場で働く少女たちの話。アメリカ式グローバル化で世界の工場となった中国でのフィクションのようなドキュメンタリー。縫製工場の社長が、地元の元警察署長という笑い話。労働者を搾取する資本家たちが支える中国共産党。どうもその違和感が拭えない自分は前時代の感覚の人間なんだろう。彼女たちの1$にもならない日当が、我々の“豊かな生活”を支えている現実。『フツーの仕事』のドライバーの命も、同様に引き換えにして。ウェットにならず、自分でも変えていくことを本気で考えなくては。
  そんなことを考えつつも、新宿バルト9で独身美人OLと『ボクらのミライに逆回転』を観てガス抜きしようと思ったら、罰が当たって売り切れ(苦笑)、代わりにシネマート新宿で、韓流の二大スター、クォン・サンウ&ソン・スンフォン競演の『宿命(190)』。トンデモ映画だった(笑)。不良少年達が這い上がろうとダークな世界で裏切り合う。ただ所詮彼らに与えられた運命は変えられないというフィルム・ノアールを目指しつつ、ただ頭の悪い乱暴者はみんな死んじゃいましたとさ、おしまい。という薄っぺらい二時間。思いつきのような伏線は全てフィルムの無駄になって悲しい。日本語版のオープニングテーマがGLAYで、イメージソングかと思ったら、本篇のオープニングだけで飽き足らず、中盤のカーアクションシーンでも全開に。日本語版音楽という日本語のクレジットしかないので、曲が流れる部分は、編集しなおしたんだろう。EMIジャパン、GLAYは、あのタイアップに満足したのか?
 なんだか、独身美人OLとの映画デートは、突込み処満載ものを呼んでしまうらしい(苦笑)。久しぶりの新宿鼎で、ありゃおかしい?!と言いながら食事してもネタは尽きず、結局中央線の中でも、そんな話で終始。

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