せっかく昨日『宿命』観たので、今日はシネマート六本木で韓流三昧。『ハビネス』『最高のパートナー』『ビューティフル・サンデー』。
『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督『ハビネス(191)』ソウルで失敗し、肝硬変にもなり田舎の療養所にやって来る主人公。そこで肺を半分以上切除しながら健気に生きる娘に出会う。次第に、自然と周囲の人々の素朴さに癒される彼は、娘と結ばれる。しかし身体が治ると、ゆっくりと何も変化のない彼女との生活に飽き始めるのだった。ヒロインのイム・スジョンかわいい!韓国のボブ・ディランみたいな人のテーマ曲、聞いたことあるようなサビだけどいい。でも長い。主人公と同じように変わらない毎日に飽き、ちょっとずつ寝る。何だか韓国人の国民性なのか、演出なのか、感情過多で泣いたりわめいたり。昨日の『宿命』は、みんな怒りっぱなしだった。
『最高のパートナー(192)』は、汚職警官である父が母の死の原因であったと恨み監査部で汚職警官を暴く道を選んだ息子が、組織の上層部も巻き込んだ事件捜査で釜山署に派遣される。そこの班長は二度と会わないと思っていた父親だった。まあ、もう少しストーリー整理して短くした方がいいと思うが、昨日の『宿命』に比べたらまだ、内部の情報提供者は誰なのかとか、追跡する謎の女ユリの正体はとか、サスペンスとして成立している。主人公は、多分『オオカミの誘惑』に出ていたチョ・ハンソン、父親役は『シルミド』とかに出ていたアン・ソンギ。逆かもしれない(笑)
続けて『ビューティフル・サンデー(193)』。強盗によって植物人間になった妻の治療費のために麻薬取引の検挙現場で麻薬を誤魔化して対抗組織に横流しした刑事は、服役後の組織のボスから上がりを返すよう脅迫と報復を執拗に受ける。一方、片思いの女性に声をかけるつもりが、ふとした弾みで強姦してしまう若者、その後彼は彼女と何食わぬ顔で付き合い結婚し、妊娠。ただふとしたきっかけで彼女は、自分の夫がかっての暴漢ではないかと疑いを持ってしまう。そんな人間としてどうかと思う自業自得な自分の行動によって、追い詰められた二人の男が、日曜夜の警察で対峙するが、真相は。という力作だが、ちょっと力入りすぎたんじゃないのか。あまりに、前半中盤の展開が盛り沢山過ぎで、追い詰められた二人が出会ってからのやりとりでは、既に観ている方も疲れ切っている。最後のせっかくの回想シーンも、コース料理で、気分的に帰り支度始めた頃に出てきたデザートみたいだ。役者も、力み過ぎな位頑張っていて、少しもったいない。韓国美人の顔が、段々区別つくようになって、ヒロインは、結構評価大。しかし、今日も男優女優たちの鼻筋のカンペキさが、気になって気になってしょうがないのであった。 照明を当てると、鼻筋は完璧な左右対称。
もう一本気になった映画あったが、そのままレイトショーまで居続けることになりそうなので、地元で買い物して、インド美少女料理で、タンドリチキンとビール。
2008年10月13日月曜日
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