2008年9月25日木曜日

蛇にピアスは、蛇にピアスしてる訳ではなく、蛇andピアスの並列の助詞だったんだな。

   午前中にプリンター繋いで、履歴書などを出力し、午後、芝公園の東京グランドホテルでエージェントの人間と打合せ。15時だと思い込んでいたら14時の約束だった。大遅刻。あー、プー太郎永いと人間駄目になる(苦笑)。先方は紳士的に対応してくれたが、結構落ち込む。
  こんな時にどうかとも思ったが、新宿バルト9で『蛇にピアス』。とても楽しみにしていただけに、正直かなりがっかり。吉高由里子頑張ってたけどなあ。ショッキングな原作と、綺麗でかっこいい映像があるだけ。あと付け加えると痛そうなシーン(苦笑)。なんて薄っぺらなんだ 世界の蜷川!!娘の『さくらん』といい、一芸に秀でていても、二芸はない。大好きな吉高由里子をあそこまでやらせながらと無性に腹が立つ(笑)。彼女は頑張っていた筈だ、ただ、泣きわめいても、アル中になっても、絶食して病的に痩せた筈でも全く変化なく、きれいなままであった。サイボーグか。眉もメークじゃなくて、刺青メークしているのか(笑)。GAGAは、かって、洋画の買付けに、スタッフ・キャストとシノプスで買値を判断するプログラムを使っていたと思うが、これも「世界の蜷川」「金原ひとみの芥川賞受賞作」「ショッキングな映像」「豪華なカメオ出演(笑)」といった要素を入力して製作したんだろうな。マーケティングだけで、クリエイティブがない映画。果たして、邦画バブルの中でお金は集まったろうが、ビジネス成功したんだろうか。しかし怒りは、何だか凹みがちな気分を払拭したのであった。 という訳で博華で餃子とビールやりながら、吉高は、麻生久美子のように不思議だなあと、しみじみ思うのであった。あとは、『紺野さんと遊ぼう』と『夕映え少女』のDVDだな。

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