2009年8月7日金曜日

港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ~♪

   午前中は大門の歯医者。二日酔いではないが、血中のアルコール濃度が相当高い感じ。風呂に入っても抜けない。歯科医に申し訳なさすぎだ。不幸中の幸いで、今日はここのとても可愛い歯科衛生士のお嬢さんが付くことはなかった。しかし、私が帰った後に、翌朝歯医者に来ることが分かっているのに、深酒するなんて最低な人間のすることだと毒づかれたかもしれない(涙)

    それから、品川経由で横須賀まで。遠い!東京の西のはずれで育った自分には、どうも横浜・横須賀とセットのイメージだが、西荻窪と西八王子くらいの感じだ。ただの横同士西同士。
    今日は、友人N氏が重要なプレゼンがあるので、彼がブッキングした庄野真代さんの横須賀のライブハウスの仕事。久しぶりの横須賀(というか、いつ以来なのか思い出せないくらいの久しぶりだ。)、早めに入って、これぞ横須賀ってあたりを歩こうと思っていたのだが、33℃超えの灼熱地獄。横須賀中央駅から10分歩いただけで駄目だ。ビールとワインが65%含まれた汗が噴き出し、このままでは、死んでしまう。ライブハウス近くで、喫茶店探すが発見出来ず、ダンキンドーナツへ。コーヒーお代わり自由だったんだDD。さすがにコーヒーだけ頼むのも心苦しく、ドーナツ100円均一だったので、オールドファッションを頼み、二時間読書。
    高峰秀子の「わたしの渡世日記」の下巻を一気に読む。5歳でデビューしたトップ子役がロクに学校にも通わずに仕事を続け成長して、奇跡的にトップ女優になってしまい、50歳を迎えた時に、無理矢理文章を書かされ、自伝をまとめたら、どんな凄いゴーストライターが書いたと誰もが思いこむような文才を発揮。凄い人だ。どっちが、高峰秀子さんで、どっちが高峰三枝子さんなのか区別もつかないような恥知らずな人生を50年も送ってしまった自分が、ようやくこの人を知ったのだ。遅すぎたが、気が付いて良かった。本当に良かった。

   それから会場に行くと、4階なのに、エレベーターの工事中だ。メンバーの皆さんをビルの前で待ち、荷物を上げるのを手伝い、楽屋に案内し、ステージドリンクなど買いに近くのコンビニに行ったり、4階までの階段を何回往復しただろうか。再び、ビールとワインが50%含まれた汗が噴き出す。しかし、意外にも、水を飲み飲み、登ったり降りたりしていると、アルコールも抜け始める。庄野さんのライブ、なかなか良い!!ピアノ、アコースティックギター、ウッドベースのミュージシャンたちとの演奏は、何だかキャロル・キングとセクションのようだ。名盤「タペストリー」を想い出しながら、ただただ、オーディエンス化。幸せな気分で、上りの京急に。決して健全な労働とは言い難いが、1日汗にまみれて、快いだるさで帰宅するのだった。

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