ラピュタ阿佐ヶ谷で、武満徹の映画音楽。
62年勅使河原プロ勅使河原宏監督『おとし穴(418)』
北九州の廃坑になった炭住から、外を窺い、息子(宮原カズオ)を抱きかかえて夜逃げする男の姿(井川比佐志)がある。ボタ山に住み着いた野犬の吼える声が、地獄の底から響いてくるようだ。男は、仲間(大宮貴一)と、ひとのよいある百姓(松尾茂)を騙し、裏山に石炭の鉱脈があると言って、金は石炭が出てからでいいので、飯だけ食わして貰うことになった。離れた墓地から望遠レンズを使って、男の写真を撮る姿がある。
出やしない石炭の話にも限界があるので、男と息子、仲間の三人は港湾都市に出る。口入れ屋と下宿を兼ねた労働下宿に潜り込む。今まで、小さな炭坑を渡り歩いてきた男は、組合のあるような大きな炭坑で働きたいと思っていたが、石炭不況の今、小さい炭坑は潰れ、大きなところも人員削減の真っ最中だ。港で、馴れない石炭荷役をしている男と仲間の男。
ある日、男が港から帰ると下宿屋のオヤジがあんたにいい話があると言って、翌朝行くようにと、炭坑への地図を渡す。男が喜び勇んで出掛ける道すがら、あの男の写真を撮っていた男(田中邦衛)が現れ、男を殺す。男は気がつくと、目の前に自分の死体が倒れているのを見下ろしている。殺人者は、近くの駄菓子屋の女に金を渡し、警察から尋ねられたら、34、5歳の炭坑夫のようでした。頭に丸いハゲがありましたと偽証するように命じて、大金を女に渡した。
to be continued.
61年岩波映画製作所/新東宝羽仁進監督『不良少年(419)』
to be continued.
北九州の廃坑になった炭住から、外を窺い、息子(宮原カズオ)
出やしない石炭の話にも限界があるので、男と息子、
ある日、
to be continued.
61年岩波映画製作所/新東宝羽仁進監督『不良少年(419)』
to be continued.
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