2009年7月21日火曜日

1時限目の初講義。

9時20分から12時半まで、エンタメ1年生のスキルアップ講座。余裕見て行くつもりが、ギリギリに。朝の通勤イメージが完全に消去されていて失敗。彼らに来年早々自主企画イベントを作らないといけない。学校って休みやら試験期間が多いんだなあ。

ラピュタ阿佐ヶ谷で、武満徹の映画音楽
60年松竹大船篠田正浩監督『乾いた湖(417)』
ゴミが浮くヨットハーバー、下条卓也(三上真一郎)と北村節子(炎加世子)が水着姿でキスをしている。どうも夕陽ってやつは哀しい気分にさせるなと呟いて、節子に冷やかされる下条。沖のヨットでは、枝村美代子(九条英子)の膝を無理やり開こうとする今井浩之(竹田公彦)、今流行りの膝遊びも飽きたなと、ヨットの持ち主で、木原財閥の跡取り息子の木原道彦(山下洵一郎)がいい、今度は君の番だと言って、桂葉子を指名した。葉子は嫌ですと断る。海に突き落とされる今井や品田哲春(林洋介)。みな文京大学(東大か?)の大学生である。
別荘の風呂に、美代子、今井、太田咲子(冨永ユキ)、品田たちが、混浴している。居間の木原が葉子に君はお風呂に入らないの?と尋ねる。ジャズのレコードが掛かっている。踊りましょうと葉子。道彦と踊っていると、女中が、桂さまと言う方にお宅からお電話がと取り次ぎ、電話に出る葉子。「はい、お友達の美代子さんと一緒です。えっ……、これから帰ります」道彦が運転する車の助手席に葉子の姿がある。後部座席の今井と美代子は濃厚なキスをしている。道彦が急ブレーキを踏み、葉子を抱き寄せる。葉子は、今は待ってと叫ぶ。父が自殺したの…。
葉子の父の桂孝作は、農産後者で部長をしていたが、農産汚職で、政党方面に累が及ぶのを防ぐために詰め腹を切らされたのだ。今回救われただろうと噂される保守党の大物代議士、大瀬戸(伊藤雄之助)も弔問に訪れた。父が亡くなり、母のあき(沢村貞子)、姉のしづえ(鳳八千代)と葉子の女三人となった。

    うう、砂川事件、60日米年安保の時代の学生紛争、太陽の季節の時代の、無産学生の屈託。どうも煮え切らない感想を持ってしまう。だれもが、屈託を持つ世代で、時代性と言うよりも、成長期の通過儀式かと考えがちなのは、年をとったせいか(笑)。

    新宿でプリンターのインクを買い、六本木アークヒルズでN氏とすり合わせして、元会社の同僚たちに企画プレゼン。
    その後、系列のデザイン会社に行き、打合せをして、夜は外苑前の喜々で会食。明日も朝早い、早く帰る気持ちは充分だったが、では後一杯で最後と言っているうちにエンドレスに。ベロベロで帰る。

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