2009年4月13日月曜日

3本とも、女優のツンデレにメロメロ。

   午前中赤坂のメンタルクリニック。一件打ち合わせして、
   シネマート新宿でケニー・オルテガ監督『ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー(240)』
アメリカの州高校対抗バスケット大会決勝、イースト高校ワイルドキャッツは、最終ランドを残して圧倒的に不利な状況だった。ハーブタイム。ボルトンコーチ(バート・ジョンソン)は、戦略もタイムボードも意識するなと言う。あと16分、卒業するメンバーは、これでワイルドキャッツのユニフォームは脱ぐのだ。とにかく16分集中してひとつになれとだけ言う。トロイ・ボルトン(ザック・エフロン)と、チャド・ダンフォース(コービン・ブルー)は改めて、高校生として、後バスケットをプレイ出来るの16分しかないと強く思った。最終ハーフ、ワイルドキャッツは、怒涛の逆転劇を繰り広げる。あとワンチャンス、コーチからどうすると尋ねられたトロイは、新メンバーの2年生ロケットマン(マット・プロコップ)を入れようと答える。最後の瞬間、トロイからのパスをロケットマンは見事にシュート、画期的な逆転劇で、ワイルドキャッツは、大会2連覇を達成する。
      祝賀パーティーがトロイの自宅で行われている。コーチをしている父親の出身校で、子供の時から親しんでいる地元大学のアルバカーキ大学のコーチたちも来ている。トロイとチャドは、ARBQ大への進学の予定だった。トロイは、ガブリエラ・モンテス(ヴァネッサ・バジェンス)を庭の木の上にある秘密の家に誘う。ガブリエラはスタンフォード大学への入学が決まっている。スタンフォード大があるカリフォルニア州スタンフォードは、ここルバカーキから1695kmもある。卒業が二人にとっての別れになるとブルーな気分になる。翌日学校に行くと、担任のダーバス先生(アリソン・リード)は、卒業講演の題目を尋ねる。シャーペイ・エヴァンス(アシュレイ・ティスデイル)がみんな忙しいだろうからと自分のワンマンショウを言いだすが、ケルシー・ニールセン(オルシア・ルーリン)がクラス全員参加を希望していると嘘の企画書を提出する。放課後、みんなが集まっても、前向きに参加するつもりもない。しかしガブリエラが参加すると言ったことで、トロイを始めみんな参加を希望する・・・。
  
  話に聞いたことしかなく、ザック来日誰?みたいな感じだった。しかし、青春ミュージカル映画、壺にはまる。いいなあ。

   村上賢司監督『細菌列島(241)』
   新潟市の真露病院、高熱で苦しんでいた女性患者が、フルシチョフ!!と叫んだかと思うと、頭が爆発、顔が将軍様に変わって死んでしまう。その際に吐しゃ物が、看護婦に掛かる。治療をしていた女医の水橋いずみ(三輪ひとみ)は、原因不明のウィルスによるこの感染症に悩んでいる。
   東京都内、散乱したアパートの部屋で、33歳のフリーターの月岡正一(須藤謙太郎)が熱で唸っている。フォトスタンドには、何故か新潟の女医の水橋いずみの写真が入っている。月岡正一は、北の将軍様の息子で、後継者だった。7年前日本で密入国し、酒池肉林の生活を送っていた月岡正一は、往診に来た女医の水橋いずみに一目惚れ、迫って強力なパンチで殴られる。
    
   シネマート六本木に移動して、
   チン・シウトン監督『エンプレス 運命の戦い(242)』
   燕国と趙国の戦いは、国王の甥の胡覇(グオ・シャオドン)の短慮で劣勢となり国王は、矢を射抜かれる。国王は、全軍の指揮を甥の胡那ではなく、雪虎将軍(ドニー・イェン)に執らせる。王女の燕飛児(ケリー・チャン)に、伝家の宝刀で、燕国の王位継承者に受け継がれる飛燕剣を、燕飛児に預け、燕国と燕飛児の後を雪虎に託すよう伝える。国王には、娘の燕飛児しかいないため、当然自分が王位を継承すると思っていた胡覇は、国王を殺害する。戦いは、雪虎将軍の指揮のもと何とか逍国を撃退させることに成功する。
   城に戻り、首相の滕伯常(寇振海)は国王の遺言として、雪虎に嗣がせることを告げるが、当然胡覇は納得しない。戦いの最中の仲間割れを恐れた雪虎は、燕飛児を女王とすることを勧めた。胡覇は、燕国の王は、先頭に立って戦うものだと文句を付けたが、燕飛児が、剣の腕を磨いて王として恥ずかしくないものになると誓ったため、一旦収まった。
   雪虎の、燕飛児への武術指導は過酷なものだった。全く手加減せず、川に叩き落し、落馬させた。しかし、その試練に燕飛児はよく耐えた。孤児であった雪虎と国王の娘である燕飛児は、兄弟のように育てられた。少年時代の雪虎が初陣の折、燕飛児が、自分だと思って持っていてと渡した石を、今でも大事に持っている雪虎。燕飛児は、雪虎に一流の戦死になることを誓った。
   しかし、ある時、燕飛児が、川で愛馬を水浴びさせていた時に、胡覇に命じられた闇の刺客たちが襲ってきた。燕飛児もよく逃げたが、毒薬を塗った吹き矢を打たれ落馬する。その光景を目撃していた男(レオン・ライ)は、隠していた罠で、刺客たちを倒し、自分の隠れ家に燕飛児を連れていく。毒の矢が刺さった矢痕をえぐり、解毒役を塗った。しばらくして気が付いた燕飛児は、この不思議な隠れ家で仙人のように暮す男の名が段蘭泉だと知る。初めは、治療のために肌を曝すことや、苦い薬を飲むことを拒絶していたが、段蘭泉のやさしさと孤独を知り、次第に心を許す。段蘭泉は、そんな燕飛児を、蜂蜜採りに誘い、戦が民を苦しめていることを話す。いつしか、二人は魅かれあっている。しかし、燕飛児は、王女として戻らなければいけないのだ。
  燕飛児の傷が治り、帰る日がやってきた。その頃、燕国では、燕飛児を亡き者にしたと思っていた胡覇は、王女が苦しい訓練に逃げ出したのだと言って自分が王位を継ぐと言いだした。
滕伯常
は、雪虎たちを捜索に出していた。雪虎は、森の中で、毒矢を発見し、燕飛児の身の上を案じていたが、段蘭泉に送られてきた燕飛児に出会う。燕飛児が、燕国の王女であったと知って驚く段蘭泉に、騙すつもりはなかった、必ず戻ってくると伝える。
  帰国の途中、一人の兵が燕飛児と雪虎たちに、趙国が攻めてきたが、胡覇が兵を押さえているために、大変なことになっていると報告する。急ぎ、滕伯常に合流する。趙国の兵力に対して、圧倒的に劣勢だったが、燕飛児は自らを囮にして、趙武(張山)と王子(延杰)を捕らえることに成功する。燕飛児は、憎しみの連鎖を繰り返すことを断ち切るのだと言って、二人を解き放つ。趙国の軍隊は、退いて行った。燕飛児は、国王としての初陣に勝利したのだ。勝鬨を上げる兵士たちと喜びを噛みしめた燕飛児は、故意に兵を引いて国を危機に陥れた胡覇たちを、殺さずに追放する。それは、胡覇の憎しみを更に募らせる。
  燕飛児は、王位を放棄し、国を滕伯常と雪虎の二人で治めるよう宣言して、段蘭泉の元に戻る。段蘭泉は熱気球を上げる所だった。再び会えないと思っていた段蘭泉は空の上から、桃源郷のような景色を見せるのだった。その夜、二人は結ばれる。しかし、胡覇の指示により更に強力な毒矢を持った刺客が更に迫っていた。
   雪虎は、段蘭泉の元に訪れ、剣を渡す。段蘭泉は、勇猛果敢で名高い朔月戦士の生き残りだった。闘うことの虚しさを知り、森の中で暮らしていたのだ。剣を置いたのだという段蘭泉に、愛する者を守るために剣を使えと言って、燕飛児を連れて遠くに逃げろと言って、国に戻っていくのだった。しかし、胡覇はクーデターを起こし、滕伯常を斬首し、王城を占拠する。雪虎を逃がすために、自ら楯になり、胡覇の軍勢を食い止め、飛燕剣のもとに、兵を集め、胡覇を討ってくれと言う部下たちの言葉に涙する雪虎。   
  一方、森の中の段蘭泉の隠れ家も再び、刺客たちに襲われていた。多数を相手に、二人はよく戦った。しかし、燕飛児を助けようとした段蘭泉は背中に毒矢を2本受けてしまう。この毒の強力さに自分の命を知りながら、段蘭泉は、国はともかく、民を守らなければならないという燕飛児を笑顔で送り出す。
  雪虎は、単身で胡覇の軍隊に乗り込んでいく。


   後輩Kと六本木一ビールが安い居酒屋に行くが、清算の時に、客単価の2.5倍だと言われる。ビール180円でも、一人で10杯飲めばしょうがないか(苦笑)。

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