2008年10月28日火曜日

織田信長のうたいけり。人間わずか50年。てんで格好よく死にてぇな

   またまたまた池袋新文芸坐で加藤泰監督特集。
  63年東映京都『真田風雲録(226)』原作は福田善之の戯曲。関ヶ原の戦いの戦場跡を、死んだ侍達の刀や武具を漁っている孤児たちがいた。彼らは、そこで豊臣方の2人の侍と、赤子の時に隕石の放射能を浴びて、人の心を読んだり、不思議な術を使う少年佐助に出会う。孤児のお霧は佐助が好きになるが、目の前から消えてしまった。何年かが過ぎ、侍と孤児たちは成長し、気ままな生活を送っている。ある時、ギターを弾き歌う(笑)洋装の男由利鎌之助(ミッキー・カーチス)と、はなれ猿の佐助/猿飛佐助(中村錦之助)に再会、むささびのお霧/霧隠才蔵(渡辺美佐子)の心はときめき、彼女を愛する、かわうその六/海野六郎(ジェリー藤尾)は面白くない。孤児仲間だった、ずく入りの清次/三好清海入道(大前釣)どもりの伊三/三好伊三入道(常田富士男)、元侍だった筧十蔵(春日俊二)、根津甚八(米倉斉加年)と一緒に、何か面白いことを求めて大阪に向かう。途中、真田幸村(千秋実)と意気投合、豊臣方は負け戦だろうがでかいことやれると幸村に加勢することに。望月六郎(岡村春彦)穴山小介(小助)(河原崎長一郎)たちと真田十勇士の誕生だ。しかし、豊臣方は、烏合の衆で、方針さえ決められず。幸村を苛立たせる。豊臣方執権大野修理(佐藤慶)は、佐助にとって初めて心が読めない人間だった。いよいよ大阪冬の陣となり、初め幸村達の奇襲戦法は成功するが、豊臣方は、幸村が目立つことを嫉妬して非難する。佐助は、徳川方の服部半蔵(原田甲子郎、うーん最近のブログは皆平幹二郎と書いているがホント?)に出会い、お互いの力量を認めあうライバルとなる。豊臣、徳川のお互いの思惑で八百長のような合戦となっていき、真田十勇士たちは、追い込まれていく。いよいよ大阪冬の陣を迎えることになるが・・・。時代劇のヌーベルバーグと言われたらしいが、ミュージカル時代劇は結構あるし、東映京都の時代劇インフラを使って、新しいタイプの演劇を大規模に映画化した、型破りのエンタテイメント時代劇という感じ。「人間わずか50年。てんで格好よく死にてぇな」というような歌詞の劇中歌が、ツボに。
    68年松竹『みな殺しの霊歌(227)』。北海道出身の殺人犯、川島(佐藤允)は、あと一年で時効を迎える。彼は建築現場で働いていたが、可愛がっていたクリーニング同郷の少年が、向かいのマンションから投身自殺してしまってから、人生が変わり始めた。自殺に関係していたに違いない五人の女達を一人ずつ辱めながら殺していく。バーのマダム孝子(応蘭芳)、鎌倉の部長夫人圭子(中原早苗)、横浜のレストランの女主人、王操(沢田淑子)、有名デザイナー、美佐(菅井きん)。 最初の殺人の後入った中華料理屋で、店員の春子(倍賞千恵子)と知り合う。彼女はある過去を持つが健気に明るく生きようとしている。川島は春子に気持ちを動かされる。春子はある時、店の指名手配書の中に川島の顔を発見、その部分を切り取るが、川島に自首するよう勧める。だが、川島は最後の復讐相手、大店の家内、永京子(河村由紀)に、少年の死んだ理由を吐かせて残忍にも殺してしまうのだ。 加藤泰監督の現代劇を初めて観たが、モノクロのシネスコサイズに、ローアングル、スタイリッシュで、エロい。やっぱり映画は、シネスコだ!!!
   それから新橋のリクルートエージェントで面接。元音楽業界のエンタメチーム三人と。今回は果たして。
    夜は、元会社の後輩三人と新宿三丁目の山ちゃん。4人揃う前に、二人で飲んでいるうちになんだか、絶好調に。弱くなったなあ。人生50年だからな。

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