2008年4月24日木曜日

plulululu(すし王子での大田莉菜のセリフ?)

 ハローワークで説明会。失業保険の入金は、更に先なことが分かる(苦笑)。世の中は本当に甘くない。
 その後渋谷に出て、散髪して、『すし王子NYに行く』観る。やっぱり堤幸彦監督はいいなあ。 もう10年以上経つが、一度お仕事をさせていただいたことがある。あるTV番組で全国的に有名になってしまったお笑いの二人のCDデビューに、自分はレコード会社の担当者として、何本かのPVとオリジナルビデオでご一緒させていただいたのだ。オリジナルビデオは、一躍時代の寵児となつた彼らの勢いを表すようにいきなり海外ロケで、LAからラスベガスにかけてコミカルなドラマを撮影した。まあ私は眠そうな二人をたたき起こして、移動のバスの中で、無理矢理全国のTV番組向けのビデオコメントを何十本も自分でカメラ回して撮ったり、雑誌向けの写真を選んだり、レボート書いてホテルからFAXしたり、往復の飛行機内以外は眠るヒマもなかったが、堤組のスタッフは、それ以上で、出演の二人が彼らを一躍有名にした番組での体験の苛酷さと同様かそれ以上に、苛酷で限界を超えていてもプ ロフェッショナルで、馬鹿馬鹿しいことをフルパワーでやる爽快感に充ちた現場だった。
 それは『すし王子・・』でも全く変わっていない。それに、芝居とかアクションとか出来ない芸能人やら素人を使っても、ダラけてずにかっこいい場面を作るのが本当にうまい。そこに北大路欣也さんとか入れて本物っぽく見せる。J系映画でも女の子は可愛い。キスシーンを挑戦的に入れても、女性ファンの嫉妬心を最小なものに誤魔化しているのではないだろうか。太田莉菜(へただけど最高!)、石原さとみ(最高にかわいい!)、釈由美子(なにをやっても釈由美子にしか見えないのが最高)
 メジャーなアイドル使ってある意味、飲み屋の与太話を広げたようなドラマを基に劇場版までつくっちゃいましたという無茶に、会社を辞めて『メタル侍劇場版』の実現に関われないことを後悔する。音楽もいい。
 その後、新宿の鳥手羽先屋さんで、会社の後輩達四人と呑む。かっての女性部下の内、大好きなトップスリーのうちの二人が来てくれたので、楽しすぎ、結局飲み過ぎてベロンベロン。 なんだか夢遊病の患者のようにフラフラと帰宅。
 そうそう、押井守の次作「スカイクロウ」の予告編すごかったな。

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