52年松竹大船澁谷実監督『本日休診(476)』
三雲八春(柳永二郎)の独白「私が、この街に開業してから18年になる。戦後、甥の伍助に院長を譲り再出発して1年・・・。」
三雲医院では、明日の休診日を前に、どう過ごすか揉めている。箱根の温泉に行きたいという看護婦の瀧さん(岸恵子)たちに、三雲伍助(増田順二)は通俗的だなあと言うが、結局看護婦2人と伍助は結局箱根に出かけて行った。八春と婆やのお京(長岡輝子)は「本日休診」の札を掛けて、のんびり昼寝をして過ごそうと留守番だ。
表が騒がしいお京の息子の勇作(三國連太郎)は、復員してきたが、頭がおかしくなって今も軍隊にいると錯覚している。通行人相手に軍人勅諭を復誦させようとして、喧嘩になっているのを何とか、抑える八雲とお京。
やれやれと思っていると、警官の松木(十朱久雄)がやってきた。婦女暴行の被害者の治療をしてやってほしいと言う。泣いて病院に入るのを躊躇っている娘。松木の言うには、津和野愁子(角梨枝子)は、昨日大阪から知り合いの男性を訪ねてこの街にやってきたと言う。住所の男性の家を探すが、見つけられない。途方にくれて駅の近くで、男女に声を掛けられ、全く正反対を探していたと案内してくれたと言う。彼女のボストンバックを持ってあげると言った女は、しかし、踏切でいきなり逃げ出した。電車が通り過ぎて男と探すが見つからない。突然男は態度を変え、愁子に襲いかかったのだ。かわいそうにと八雲は治療をしようとするが、拒絶する愁子に、自分で治療しなさいと薬と使い方を教えて、診察室を出るのであった。
そこに一人の女性(田村秋子)が現れて、お京と押し問答をしている。本日は休診だと言っても、休診だからやって来たのだと言う。女が湯川三千代だと名乗るのを聞いて、ああ懐かしいと中に入れる。湯川三千代は、18年前に開業した際の初めての患者だった。難産で帝王切開の手術をしたのだ。その時の子供は八雲に名付け親になってもらい、春三という名の青年は18歳になったと言う。外で待っていると言う。窓の外を見ると、春三(佐田啓二)がお辞儀をする。三千代はその時の治療代240円を支払いに来たのだと言う。俊三は、会社勤めをしているが、手紙きちがいで、誰からともなく手紙を書くのだと言う。自分宛の手紙を開けると、ローマ字でタイプ打ちをしているもので、18年前の感謝の手紙だった。うれしそうな八雲。そこに、電話が来て、産後の日だちがよくないので、往診してくれという話だ。
51年松竹大船澁谷実監督『自由学校(477)』
外苑の絵画館前に佇む南村五百助(佐分利信)。「自由、自由か。」海岸に立つ妻の駒子(高峰三枝子)「ふんっ」後ろで若い男女(佐田啓二、淡島千景)が踊っている。
駒子忙しげにミシンを踏んでいる。「行かなくていいの?11時7分過ぎよ。」返事はない。「あなた眠ってんの?9分過ぎたわよ。」縁側の五百助、パジャマ姿で横になっている。「ちょいと、ちょいと、いい加減にして!あんた、そうやって落ち着き払っていれば、優秀だと思っているんじゃないの?いい加減にしなさい!!」スーツ、ワイシャツ、靴下、ネクタイを放り投げる駒子。「定期券と紙入れ。300円入れておいたわよ。」再びミシンを踏み始めた駒子。ふと気が付いてみると、着換えた五百助が膝を抱えて座っている。「出かけないの?あんたは、東京通信社の社員じゃないの。」「ひと月前から行っていないよ。」「首になったの?どうしてそれを黙っていたの?」「いや自分で辞めたんだよ。」「どうしたの?どうして辞めたの?」「自由が欲しくって。」「何?何ですって?自由?」笑いだす駒子「あなた、どうして身の回りのことから、生活費まで、全部私におんぶになっていて自由ですって?」「伺うわ?参考のために、戦後、君が働きだしたのはいいが、戦前の封建亭主のように威張りだして、暗闇から引っ張り出されて、牛みたいに働いているのがいやになったんだ。」「勝手にひと月前に辞めて、ぶらぶら遊んでいるの?300円ずつ私から小遣いまで貰っていて。」「退職手当だって使った。」「退職手当まで猫ババしていたの?出てけ!!!」「ではさよなら。退職手当の残りは、机の中にあるよ・・・。」そのまま、家を出る五百助。そこに、米屋の平助(笠智衆)が米の配給ですよと現れる。
神宮の絵画館の前のベンチで昼寝をしているた五百助。財布がない、やられたのだ。「大変だなあ、自由を認めるってことは。」目の前で若い二人がキスだけして、ではまた明日と声を掛けて去っていく。ふと目の前に防空壕がある。マッチに火を点けて中に入ると、「うん、これはいいところだ。」草臥れて眠る五百助。おい!と声を掛けて起こされる。「ははあ、てめえだな、毎晩おれの飯を盗んでいる奴は。」五百助が「一晩泊めてくれないか。家を追い出されて困っているんだ。」と言うと、「俺といっしょだと、ルンペンの長谷川金次(東野栄治郎)はシケモクを勧めてくれた。「女に気を許しちゃいけねえ、取るばっかりで、くれやしねえ。女と見たら泥棒だと思って間違えはないんだ。」と金次。
53年松竹大船木下恵介監督『日本の悲劇(478)』
ポツダム宣言受諾の新聞記事。極東裁判・・・。「戦争が終わって八年。しかも尚政治の貧困・・」23回メーデー、国会前でデモをする労働者。「生活の不安」新聞記事「日毎繰り返される犯罪の数々」新聞記事とニュース映像。「日本人の総てが、この暗黒の墓場に巻き込まれている。この母子の悲劇は挿話ではない。この日本の悲劇は日本中に生い茂っていくかもしれない」
熱海の温泉街、伊豆荘という温泉旅館の前で、一人「湯の町エレジー」を歌う若い流しの達也(佐田啓二)がいる。二階のお客様いかがですか?と声を掛けるが、一人か地味だなと団体客。しかし女中の井上春子(望月優子)が、上がっていらっしゃいと言う。鳴り物でもないと女中だけじゃ歌も歌えないし、盛り上がらないわよと春子。客もそうだなと言って炭坑節を歌い出す。達也が上がってくると、さっき歌っていた湯の町エレジーが好きだから歌ってちょうだいと春子。
料理場、花板たち帰っていく。残った煮方の佐藤(高橋貞二)が、女中に文句を言っている。「この料理は温かいうちに食うものなのに、忘れていたんじゃねえのかい。女中も、客も料理の味なんてわからねえ奴らばっかりだ。腕の揮いようもありゃしねえ。」春子やってきて、板わさ二つを注文する。出入り業者の八百政(竹田法一)の姿を見つけ「この間の話は、どうなったんだい。」「相手はまだ若いので結婚したくねえと言うんでさ。」「うちの歌子みたいな器量よし、もったいないのにねえ。」そこに女中が「春さん。ちょっと来ておくれ。客が金が無くなったって言い張るんだ。」「いくらだい?200円。1000円札で按摩さんに払って200円のお釣りを確かにテーブルの上に置いてあったというのよ。」「たった、200円のお金で大騒ぎするなんて、つまらない男だ。」
女将が、息子さんから電話よと声を掛ける。「清一です。ついさっき着いたばかり。姉さんの処に泊めて貰うつもり。藪いちから掛けています。うん姉さんも一緒です。相談したいことがあるので、会えるかい?」息子の清一からの電話に嬉しそうな春子。藪一で、鍋焼きうどんを食べながら、姉の歌子(桂木洋子)と清一(田浦正巳)が話し合っている。「かあさん、遅くなっても来るから起きていてって。また泣くよ。」「あんたいくつ?」「姉さんの二つ下。姉さんだって、21歳には思えないさ。どう?姉さんの下宿の食事。僕の下宿はひどいんだ。姉さんの英語は上達した?」「所詮、パングリッシュよ。」「姉さん、僕が養子に行くって話、反対かい?」「あんたと昔もうどんを食べたわね。」
焼け跡の七輪で、うどんを煮ている歌子。お腹が空いた清一は、もう食べようよと言っている。まだ半煮よ。半煮だっていいさ。バラック小屋で、二人で食事をしていると、リュックを背負った春子が帰ってくる。ヤミ屋で母子三人食べているのだ。青空教室、学級委員の選挙をしている。一人の女子が挙手をして、「井上さんが委員になることに反対です。井上さんのおかあさんがヤミ屋をやっているからです。」「君んちだって、うちから米を買っているじゃないか。」と清一、「食べるものがなくて、仕方なしにヤミで米を買う人と、ヤミ屋で儲けているのとは別よ。」歌子の教室、先生が「今まで、国民は騙されていた。これからは本当の歴史を学んで民主的な人になってください」と言う。一人の女子が挙手をして「それでは、先生は今まで、嘘の歴史を教えていたんですか?先生は、私たちを騙していたんですか?」「いや、先生たち、大人たちも騙されていたんだ。これからは・・・。」軽蔑したように笑う歌子。
再び、新聞記事や、ニュース映像。三鷹事件、下山事件、ストライキ、朝鮮戦争、警察予備隊・・・。ヤミ屋狩りで、警官たちに追いかけられ、必死に走って逃げる春子。
酔った春子が、歌子の下宿先の下駄屋に来る。二階に上がってくる春子。清一を見て本当に嬉しそうだ。「この服少し小さくなったんじゃないのかい。いつまでいるんだい。ちゃんと食事をしているかい?用って何さ?」何も言わない清一に、歌子が言う。「清ちゃん駄目ね。養子に行きたいんだって。」予想しないことばに愕然とする春子。「どういうことだい。」「開業医のご夫婦がいて、息子さんが戦死して、できれば僕に養子に入ってくれないかと言うんだ。とっても優しい人たちなんだ。」聞く耳を持たない春子。明日、もう一度話を聞くけど、絶対私は認めないよ。」
春子は、闇屋をするうちにたいそう景気のいい男(多々良純)に声を掛けられる。親切そうに寄って来た男だったが、春子に迫る。一度は拒んだ春子だったが、子供たちのことなど悪いようにはしないと言われて身を任せてしまう。亡夫の弟の一造(日守新一)が、酒屋の免許を使わないでいるのはもったいない。貸してくれてここで商売させてくれれば、二人の子供の面倒をみてやる、こんな時代だからこそ親戚同士助け合おうと言って来た。悩んだ末、自分は小田原の旅館で住み込みの女中として働くことにする。しかし、一造とその妻のすえ(北林谷栄)は、歌子と清一を酷い扱いをする。従兄の勝男(草刈洋四郎)は、美人の歌子に色目を使い、ある日病気で休んでいた歌子にイタズラをする卑劣漢だ。あまりに耐えられずに、小田原に出掛けた姉弟の目の前には、酔って男の客に嬌声を上げる母の姿だった。結局二人は母に声を掛けられず、小田原駅で一夜を明かし東京へ帰った。
歌子は赤沢正之(上原謙)が開いている英語教室に通っている。赤沢の妻の霧子(高杉早苗)は、夫と歌子の仲を疑っている。事実、婿養子で赤沢家に入り、家庭的な幸福とは程遠い赤沢は、歌子を一目見た時から、この家から、歌子と共に逃走することを妄想して、一方的に熱を上げていたのだ。歌子自身は、従兄の勝男にされたことがトラウマになっており、男への嫌悪感に苛まれていた。
重い!!重すぎる!!!直球だ。かなりダウナーな気分に(苦笑)。この母子の不幸はこれから日本中に生い茂って行くと言う言葉が重くのしかかる。53年頃に二十歳位で、愚かな母親を捨てた子供たちは、今75才。歌子と正一は、どういう老後を送っているのだろうか。
夜は、外苑前の粥屋喜喜で、自分の51歳を祝う飲み会。同じ誕生日には、ロバート・デニーロから、蒼井優、戸田恵梨香、華原朋美。そんなことはどうでもいいが、お盆の時期なのに沢山集まってくれてうれしい夜だった。酔っ払った。酔っ払った。
神宮の絵画館の前のベンチで昼寝をしているた五百助。財布がない、やられたのだ。「大変だなあ、自由を認めるってことは。」目の前で若い二人がキスだけして、ではまた明日と声を掛けて去っていく。ふと目の前に防空壕がある。マッチに火を点けて中に入ると、「うん、これはいいところだ。」草臥れて眠る五百助。おい!と声を掛けて起こされる。「ははあ、てめえだな、毎晩おれの飯を盗んでいる奴は。」五百助が「一晩泊めてくれないか。家を追い出されて困っているんだ。」と言うと、「俺といっしょだと、ルンペンの長谷川金次(東野栄治郎)はシケモクを勧めてくれた。「女に気を許しちゃいけねえ、取るばっかりで、くれやしねえ。女と見たら泥棒だと思って間違えはないんだ。」と金次。
53年松竹大船木下恵介監督『日本の悲劇(478)』
ポツダム宣言受諾の新聞記事。極東裁判・・・。「戦争が終わって八年。しかも尚政治の貧困・・」23回メーデー、国会前でデモをする労働者。「生活の不安」新聞記事「日毎繰り返される犯罪の数々」新聞記事とニュース映像。「日本人の総てが、この暗黒の墓場に巻き込まれている。この母子の悲劇は挿話ではない。この日本の悲劇は日本中に生い茂っていくかもしれない」
熱海の温泉街、伊豆荘という温泉旅館の前で、一人「湯の町エレジー」を歌う若い流しの達也(佐田啓二)
料理場、花板たち帰っていく。残った煮方の佐藤(高橋貞二)が、女中に文句を言っている。「この料理は温かいうちに食うものなのに、忘れていたんじゃねえのかい。女中も、客も料理の味なんてわからねえ奴らばっかりだ。腕の揮いようもありゃしねえ。」春子やってきて、板わさ二つを注文する。出入り業者の八百政(竹田法一)の姿を見つけ「この間の話は、どうなったんだい。」「相手はまだ若いので結婚したくねえと言うんでさ。」「うちの歌子みたいな器量よし、もったいないのにねえ。」そこに女中が「春さん。ちょっと来ておくれ。客が金が無くなったって言い張るんだ。」「いくらだい?200円。1000円札で按摩さんに払って200円のお釣りを確かにテーブルの上に置いてあったというのよ。」「たった、200円のお金で大騒ぎするなんて、つまらない男だ。」
女将が、息子さんから電話よと声を掛ける。「清一です。ついさっき着いたばかり。姉さんの処に泊めて貰うつもり。藪いちから掛けています。うん姉さんも一緒です。相談したいことがあるので、会えるかい?」息子の清一からの電話に嬉しそうな春子。藪一で、鍋焼きうどんを食べながら、姉の歌子(桂木洋子)と清一(田浦正巳)が話し合っている。「かあさん、遅くなっても来るから起きていてって。また泣くよ。」「あんたいくつ?」「姉さんの二つ下。姉さんだって、21歳には思えないさ。どう?姉さんの下宿の食事。僕の下宿はひどいんだ。姉さんの英語は上達した?」「所詮、パングリッシュよ。」「姉さん、僕が養子に行くって話、反対かい?」「あんたと昔もうどんを食べたわね。」
焼け跡の七輪で、うどんを煮ている歌子。お腹が空いた清一は、もう食べようよと言っている。まだ半煮よ。半煮だっていいさ。バラック小屋で、二人で食事をしていると、リュックを背負った春子が帰ってくる。ヤミ屋で母子三人食べているのだ。青空教室、学級委員の選挙をしている。一人の女子が挙手をして、「井上さんが委員になることに反対です。井上さんのおかあさんがヤミ屋をやっているからです。」「君んちだって、うちから米を買っているじゃないか。」と清一、「食べるものがなくて、仕方なしにヤミで米を買う人と、ヤミ屋で儲けているのとは別よ。」歌子の教室、先生が「今まで、国民は騙されていた。これからは本当の歴史を学んで民主的な人になってください」と言う。一人の女子が挙手をして「それでは、先生は今まで、嘘の歴史を教えていたんですか?先生は、私たちを騙していたんですか?」「いや、先生たち、大人たちも騙されていたんだ。これからは・・・。」軽蔑したように笑う歌子。
再び、新聞記事や、ニュース映像。三鷹事件、下山事件、ストライキ、朝鮮戦争、警察予備隊・・・。ヤミ屋狩りで、警官たちに追いかけられ、必死に走って逃げる春子。
酔った春子が、歌子の下宿先の下駄屋に来る。二階に上がってくる春子。清一を見て本当に嬉しそうだ。「この服少し小さくなったんじゃないのかい。いつまでいるんだい。ちゃんと食事をしているかい?用って何さ?」何も言わない清一に、歌子が言う。「清ちゃん駄目ね。養子に行きたいんだって。」予想しないことばに愕然とする春子。「どういうことだい。」「開業医のご夫婦がいて、息子さんが戦死して、できれば僕に養子に入ってくれないかと言うんだ。とっても優しい人たちなんだ。」聞く耳を持たない春子。明日、もう一度話を聞くけど、絶対私は認めないよ。」
春子は、闇屋をするうちにたいそう景気のいい男(多々良純)に声を掛けられる。親切そうに寄って来た男だったが、春子に迫る。一度は拒んだ春子だったが、子供たちのことなど悪いようにはしないと言われて身を任せてしまう。亡夫の弟の一造(日守新一)が、酒屋の免許を使わないでいるのはもったいない。貸してくれてここで商売させてくれれば、二人の子供の面倒をみてやる、こんな時代だからこそ親戚同士助け合おうと言って来た。悩んだ末、自分は小田原の旅館で住み込みの女中として働くことにする。しかし、一造とその妻のすえ(北林谷栄)は、歌子と清一を酷い扱いをする。従兄の勝男(草刈洋四郎)は、美人の歌子に色目を使い、ある日病気で休んでいた歌子にイタズラをする卑劣漢だ。あまりに耐えられずに、小田原に出掛けた姉弟の目の前には、酔って男の客に嬌声を上げる母の姿だった。結局二人は母に声を掛けられず、小田原駅で一夜を明かし東京へ帰った。
歌子は赤沢正之(上原謙)が開いている英語教室に通っている。赤沢の妻の霧子(高杉早苗)は、夫と歌子の仲を疑っている。事実、婿養子で赤沢家に入り、家庭的な幸福とは程遠い赤沢は、歌子を一目見た時から、この家から、歌子と共に逃走することを妄想して、一方的に熱を上げていたのだ。歌子自身は、従兄の勝男にされたことがトラウマになっており、男への嫌悪感に苛まれていた。
春子は、板場の煮方の佐藤が、芸者の若丸(淡路恵子)にのぼせ上がっていることが気になってしょうがない。酔って意見をするが、五月蝿がる佐藤。 清一が心配になった春子は東京に出掛ける。清一は新橋まで迎えに来てくれた。亡夫の墓参りに出掛ける。しかし、墓前で、養子になることを認めてくれと言い張る清一と争った末、一人残され泣く春子。
歌子の下宿には、夫が来ていると思い込んだ霧子が娘の葉子(榎並恵子)を連れてやってきた。娘の服を注文したいのだと言う。押し問答がある。
歌子の下宿には、夫が来ていると思い込んだ霧子が娘の葉子(
重い!!重すぎる!!!直球だ。かなりダウナーな気分に(苦笑)。
夜は、外苑前の粥屋喜喜で、自分の51歳を祝う飲み会。
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