加瀬吾郎(段田安則)は46歳のしがないサラリーマン。その年になっても未婚で、いつものコンビニで朝食としてパンを買い、店員(市川由衣)に挨拶されることだけが楽しみだ。しかし、彼女の名札の名字が田辺から榎本に変わっていることに気がつくが、万が一、店長(徳井優)と結婚でもしていたらガッカリするので、彼女がいつものですねと、パンと卵一パック、グラビアアイドル雑誌、蚊取り線香、と正体不明な商品を渡されるが、全く違うと言うことは出来ない。満員電車に乗るが、生卵が気になって毎朝のように痴漢も出来ない。車内のグラビア雑誌の中吊り広告の表紙巻頭グラビアの耳川もも(安藤さくら)が少し気になるが、一番下の圓城寺あやめというグラビアアイドルには全く気がつかなかった。駅を降りると見るからに風体の悪い男(緋田康人)に声を掛けられるが、走って逃げる。その際に携帯を落とす。更に、ビルの上から血だらけの女(佐藤江梨子)が落ちて来た。慌てて、携帯を探すと、無い。道路の向こう側に電話ボックスを見つけて渡ろうとする加瀬。しかし、デコトラがやって来て跳ねられる。遠ざかる意識の中で、薄汚れた娘が立っている。流れ出る血と割れた生卵の黄身が道路を流れている。
立ち尽くしていた娘の名は、円城寺あやめ(成海璃子)、全く売れないグラビアアイドルだ。グラビア雑誌NADESHIKO は、同じ事務所で、実は高校の同級生だった耳川ももだが、中であやめも取材を受けていた。しかし、その写真は上下逆さまな上に鼻の下に何故か黒い鼻クソのような汚れがある・・・。
角川シネマ新宿で、マキノ雅彦監督『旭川動物園物語(140)』
昆虫と遊んでいる子供がいる。いじめられっ子でうまく周りとコミュニケーションのとれないまま成長、獣医として成長した吉田強(中村靖日)が旭山動物園に獣医・飼育係として配属されてきた。旭山動物園の園長の滝沢寛治(西田敏行)、飼育係は、ゾウとチンパンジー担当の韮崎啓介(長門裕之)、ゴリラとホッキョクグマの担当でゴリラのマリに慕われている柳原清之輔(岸部一徳)、清掃局を志望したが何故か動物園に配属されたという砥部源太(塩見三省)、吃音のひどいトラとアカハナグマの担当の三谷照夫(六平直政)、玄人はだしの絵を描くカバ、ダチョウ担当の臼井逸郎(柄本明)、ベテランのひとくせもふたくせもある飼育係に、事務員の池内早苗(堀内敬子)で全メンバーだ。
動物園は、入場者は減る一方で、客寄せのためにジェットコースターを入れたりするが、一時的な動員にしか繋がらず、毎年3億の赤字を出していて、予算が付けてもらえないため、施設は老朽化し、修繕費も出ない。今日も、滝沢は、旭川市商工観光部長の磯貝三郎(笹野高史)と会議に出席するが、市長の上杉甚兵衛(平泉成)と助役たちは無関心、他の部署の話で時間が無くなり、最後の動物園の予算請求の時間は、赤字部門としてカットされる。to be continued.
新宿ピカデリーで、三池崇史監督『ヤッターマン(141)』
ヤッターマン1号の高田ガン(桜井翔)は高田玩具店の長男で発明好き、ヤッターマン2号で彼女の上成愛(福田沙紀)と日夜正義の為に戦っている。今日も、海江田博士(阿部サダヲ)の娘翔子(岡本杏理)の持つドクロストーンを狙うドロンジョ(深田恭子)、ボヤッキー(生瀬勝久)、トンズラー(ケンドーコバヤシ)と、廃墟となった渋谷のみなしごハッチ公前広場で戦っていた。ヤッターワンとダイドコロンの戦いは、ヤッターマン1号が投げた?をダイドコロンが奪いヤッターワンは破壊されドロンジョたちの勝利かと思われたが、ドロンジョが誤って自爆装置のボタンを押してしまい失敗に。3人乗り自転車を漕いで逃げるドロンジョたちは、ドクロベエさまの怒りに触れてお仕置きだ。to be continued.
いや想像以上に入っていてびっくり。
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