結局、おとといの洗濯は雨に降られてしまったので、午前中洗濯し直して、午後から、神保町シアター野村芳太郎監督のコメディ二本『観賞用男性』『恋の画集』。
60年松竹大船『観賞用男性(181)』は、有馬稲子がパリから帰国したばかりのファッションデザイナー役。画一的な日本のサラリーマンのファッションを皮肉っているようないないようなストーリー。コメディエンヌとしての有馬は秀逸だが、映画としては、当時の風物資料的な魅力しか感じなかった。
一転して61年松竹大船『恋の画集(182)』は、入り組んだストーリー展開が非常に面白かった。桑野みゆきと結婚を望む貧乏化粧品セールスマン(川津祐介)が、結婚資金稼ぎに、不倫の役人(佐野周二)を強請ろうとするが、実はその役人は恋人の上司で、ちょっとずつの誤解が大変な事件になり、役人の同級生のかなり胡散臭い弁護士の加藤嘉がいい味を出していた。桑野カワイイ!野村芳太郎と助監督で入っていた山田洋次2人の脚本良かったなあ。
夜は、元会社の後輩で外資系映画会社マネジャーと元広報嬢と三人で荻窪モツ焼き、景気悪い話ばかりだなあ(苦笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿