2008年9月4日木曜日

中国本土、台湾、モンゴル周遊の旅

  午前中、NISSENに随分前に頼んだ本棚が配送。
  恵比寿の東京都写真美術館で『いま ここにある風景(117)』やっと観る。オリジナルタイトルManufactured landscapesにやられる。エドワード・バーティンスキーの写真の圧倒的な力強さ。中国がとか中国人は、とか、よその国ではじゃなく、自分も含めた人類という生物の営みが破壊しつくす力。自分も、この世界的循環の完全な一つの駒だ。大量発生してありとあらゆるものを食べ尽くして、滅びる過程の一瞬、自分たちには麻痺して見慣れた光景でも、写真としてアートの領域で見せられると余りにショッキングだ。
  ナディフの売店があり、永作博美が表紙のカメラマン志望者向けの雑誌衝動買い。私服だという和装が最高。浜松町で睡眠障害クリニック。最近また眠りが少し浅くなった気がする。実は『いま ここにある~』でも一瞬寝た(苦笑)。ただ新任の女医さん曰わく、かなり数値改善しているので、シーバップ使わないで済むようにトレーニングしましょうと言われる。
   新宿武蔵野館でジェイ・チョウ初監督で主演の『言えない秘密(118)』を独身美人OLと夫婦50歳割引で。予告編でボブの女の子を見て以来、甘いメロドラマでも見たくて見たくて、ようやく実現。オヤジ一人で観るのもつらいし、1800円払うのも勿体無いし、アジアンスターといえば、独身美人OL。見終わって、突っ込み所満載のエンタメ映画。30歳のジェイ・チョウがハイスクールの生徒役を自分の初監督の作品に選ぶのか(笑)。ピアノは自分で弾いているけど、やけに上手な包丁捌きは、別撮り。せっかくの愉しみが半減するので、これ以上のネタばれは書かない。ただ、女の子は、台湾の女優で、彼女にしたいNo.1とNo.2をジェイ・チョウがキャスティングしたというだけあって滅法可愛いい。No.1はボブの女の子、グイ・ルンメイ、No.2は、デビュー当時の原田美枝子原田知世を二乗したW原田よりも美少女なアリス・ツオン(悲しい!!オフィシャルHPにも名前が出ていないし、日本語でググっても・・)。でも、二人とキスするジェイ・チョウ憎し(笑)。 六本木シネマートで開催中の台湾シネマコレクション2008はマストで観ようと決意。
 そのあと、独身美人OLと突っ込み話を、新宿三丁目のジンギスカン屋へ。全身ジンギ臭まみれで、中央線で帰るのであった。

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