2008年8月10日日曜日

森崎東最高

  阿佐ヶ谷ラピュタで森崎東の『喜劇特出しヒモ天国』傑作だ。京都のストリップ小屋でのストリッパーとヒモたちの群像劇。山城新伍、池玲子、川谷拓三、芹明香、江沢萌子、藤原釜足、殿山泰司、75年公開で、京都東映、スタッフ、役者みんな油が乗ってた時期なんだろうな。下条アトムの聾唖の若いカップルよかったな。森崎東の映画の中で一番好きかもしれない。眼鏡を受け取り、角川シネマ新宿で『ジャージの二人』。意外にお客さんが入っている。笑いが出ている。
   鮎川誠と堺雅人の親子の、本当に微妙な心の動きを味わう映画だが、なかなか入りづらく最初はウトウトしかける。長嶋有の原作というか、長嶋有の書くもの自体が未見な私がいけないのか、堺雅人の薄ら笑いのような表情に慣れたとはいえ、好きか嫌いかというと、どうも苦手なことが原因なのか、鮎川誠が博多弁を封印し東京弁を棒読みのように喋ることで作られたキャラクター、成功していると思いつつ、堺雅人の父親には全く見えず、鮎川誠と堺雅人が親子ごっこをやっているとしか思えないことが原因なのか。時々、ノリ突っ込みのように字幕というか、ジャージな2人とか、どちらにせよ、まったりとしたペースに全くのりきれない。後半、堺雅人の異母兄弟役の田中あさみが出てきてから、少し気持ちの揺れ幅大きくなり、ようやく着いていけるようになる。近所の不思議なおばさん役の大楠道代よかった。

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