お台場にトーキョーギターショー2008というのを覗きに。バンドブームが去り虫の息だった楽器業界が、親父バンドブームで復活しているのかと思ったのだが、かっての楽器フェアのような、裾のが広いものではなく、ビンテージもののギターを各楽器店が、出品するギター市。富裕層やマニア向けだなあ。ギター市、音楽系出版社即売ブース、ギタークリニック、ライブコンサート、みんなちぐはぐな感じ。
お台場シネマメディアージュでチャウ・シンチー見ようとするも、失敗。シネコンは吹替版なんだなあ。そこで『告白のとき』観る。オスカー受賞ジミー・ホッジズ監督。イラク戦争が起こしたアメリカの病理。ベトナム、ボスニア、アフガン、イラク。日本はどう進もうとするのか。邦題はどうかなあ。勿体ない気が。
渋谷に出てシネマライズで『ぐるりのこと』。最初は私の大好きな木村多江をこんなに醜く撮るなんてと橋口監督に殺意を感じながら観ていたが、終盤のこの美しい表情の序章だったのだと思う。今風によく言えばオイシイ、正直かなりズルイ感じのするリリー・フランキーの法廷画家との不器用な夫婦。最近の自分の日常もあり、少し痛い映画だった。評判よくて、けなしたかったけど、思い出される事件の法廷シーン含めて、丁寧に作られた、ある期間継続して、ある男女の人生を紡ぐ佳作。味わい深い。
渋谷珉珉羊肉館で、爆羊肉と焼餃子。
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