2008年5月8日木曜日

そこに私はいない。

 午前中は再就職支援会社で、担当コンサルと1対1面談、神保町で昼食べて、渋谷シネマライズで『アイム・ノット・ゼア』。一言で言ってしまえば、ボブ・ディランをケイト・ブランシェット始め何人かの役者が演じる映画、当たり前だが、音楽がいい(笑)。15、16才の一番馬鹿だった頃の、いろいろなことを思い出してしまい、気が散ること気が散ること。ディランの曲は、かなり好きでも、ディラン自身には、あんまり関心なかったのは、なんでだろうと考え出すと、更にスクリーンは二の次に。ケイトが演じるパブリックイメージとのギャップに苛立つ、ある意味一番分かりやすいディラン以外の印象は、全く希薄に。
 その後、恵比寿のアートカフェフレンズで、ラジオ局を大分前に辞め、フリーのプロデューサをしているIさんに会う。ミュージシャンに絵を描かせてイベント化したり、絵本にして出版したり、かなり面白いことをやっている。自分と同時期にレコード会社Tを辞めたKさんを紹介される。何か面白いことでご一緒できればいいなあ。
  それから赤坂で元同僚と餃子ビール。二日酔いではないものの、昨日の酒抜けきらないまま、結局ご機嫌に(苦笑)。店を出て、ほろ酔い加減であるいていると、飲み屋のキャッチの子が、ものすごくタイプで、通り過ぎてから念のため「今の女の子、おれすごく好きだよね」と聞くと、元同僚もかなりそうだと思いますよと同意された。「やっぱりそうだったかあ」と、それだけでプチ幸せをかみ締めながら、地下鉄のホームでぼーっとしていると、店に本を忘れたことに気がつく。元同僚に取りに戻ってもらう尊大な私。

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