2010年4月17日土曜日

35年前にひとっ飛び。

    ラピュタ阿佐ヶ谷で、悪女礼讃-スクリーンの妖花たち
    61年東京映画岡本喜八監督『地獄の饗宴{うたげ}(77)』

   国鉄の新橋駅。ホームからの混雑した下り階段で、女の白いハンドバッグから、財布を盗む掏摸がいる。その拍子にフィルムが転げ落ちる。
    落ちたフィルムを戸部修(三橋達也)が拾うが、持ち主は見当たらず、スーツのポケットに仕舞う。改札の外は、赤い旗を掲げた労働者で一杯だ。
    戸部に、チョンボこと野田(砂塚秀夫)が、停まっている車のワイパーにビラを挟みながら「今日は何ですかねえ」「メーデーだ。働く者のお祭りだ」「俺たちみたいな?」「俺たちは働いていねえだろ。働くのはブロンドのお姉ちゃんたちだ」とビラを指で弾く。ビラには、国際育英会、ブロンドの留学生のアルバイトとある。
    それから新橋の裏通りにある電話喫茶ル・ルーに入る二人。電話交換手の明美(富永美沙子)に、「修さん!!飲みに連れて行って」と声を掛けられるが「サボっていると、マスターに怒られるぞ」と言う。ル・ルーのマスター金岡(谷晃)が、顔を出した所で電話が鳴る。「はい。ル・ルーです」「国際育英会じゃないのか?」「いらしていますので少しお待ち下さい」マスター「働け!!8番の席を使え」と言われ、受話器を取る戸部。「ビラを見たんだが…本当にブロンドか?偽物じゃないだろうな」「正真正銘のブロンド。ゴールドですよ。では5時に、?の前でお待ち下さい。車のナンバーは?。5のけ7274ですね」
    ?の前に、日産プリンスが停まっている。助手席に乗り込む戸部。「何だ君は!?」と驚く運転席の中年男(若宮忠三郎)に、「国際育英会です」と答える。「用心深いんだな…。本物なんだろうな」「大丈夫ですよ。とりあえず車を出して指示する通り行って下さい」ポケットから写真を出し「こういうものにはご興味ありませんか?」「エロ写真か!?」「ちゃんと前を見て運転して下さい。セットで800円でお譲りしますよ」「ほお…。しっかりしてるんだな…」
    ホテルの部屋のドアを開けると、ブロンドの女エヴァ(ピーチャス・ブラウン)がいる。「ヘイ!カモン!ボーイ!」と言われて目を白黒させる中年男に「気をつけて下さいね。殺されますよ」と声を掛けて金を持って部屋を出る戸部。
   渋谷の喫茶店ボイス、加村和子(池内淳子)がコーヒーをサイフォンからカップに注ぐ。「こんな濃いコーヒー飲むの、戸部さんだけよ」と和子。そこに、和子と戸部の貸家の大家の

伊丹曹長!!外地で秀麗(佐野和子)右手に木の枝が突き刺さった。服部テーラーに行く。東光住宅の社長になっていたが、鹿児島本線の大事故で亡くなっていた。社長秘書の日下冴子(団令子)「有楽町の喫茶店サエラで待っている」伊丹貫三郎(田崎潤)
加村三郎(小串丈夫)伊丹貫三郎(田崎潤)伊丹貫峯子(中北千枝子)
工藤(林幹)笹井(中原成男)金岡(谷晃)明美(富永美沙子)野田(砂塚秀夫)宮本(天津敏)ポパイ(佐藤慶)朴(宮部昭夫)公卿(城所英夫)安川とき(日高ゆりえ)桂木まさ子(水の也清美)東光住宅社員(伊藤正博)東光住宅受付嬢(野上優子)晴海病院中華ソバ屋出前(倉橋仙吉)パールホテル受付嬢(千草恵子)両国駅一時預かり所駅員(佐藤乙四郎)

    夜は国立で、高校の同窓会。毎年同期の人間が同じ店に集まる。40人前後、毎年会う人間もいれば、久しぶりの人間も。ある奴が、40 代の頃は、最初分からなくても、少し時間が経てば、高校時代の顔と重なったが、50過ぎて分からない奴の方が多くなったと冷静に呟き、周りを見渡すと男は世間の風に吹きさらされて、齢重ねた感が強い。自分だけではなく、転職、出向、リストラ、まあそんな話しを笑いながら話せるだけ、我々は恵まれているのかもしれないが(笑)

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