とりあえず、気になっていた映画を見る。コーエン兄弟の「ノーカントリー(1)」ディズニーの「魔法にかけられて(2)」、アン・リーの「ラスト・コーション(3)」、「ブラブラバンバン(4)」
ノーカントリーは殺し屋のキャラクターが全てで、スクリーン上の殺し屋のベスト5に入ると思うが、他の登場人物は思わせぶりな割にはもう一つだ。せっかく「舟歌」を愛する宇宙人の保安官役やら、いい役者総出演なのに、もったいない気がする。ラスト・コーション、上海の日本租界など、非常に丁寧に時代考証していて、日本映画のようだ。ヒロイン、タン・ウェイかわいい。トニー・レオン、男の孤独さ哀愁があった。ブラブラバンバンは、柏木ハルコのふくよかな絵のタッチを思うと、安良城紅に違和感を感じ続けたが、最後のコンクールでの指揮棒を振る姿に、これはこれでいいのではと思った。悪くはない映画だが、学校のシーンなど、集団としての高校生の暑苦しさや、五月蠅さ、汗臭さみたいなものが希薄な気がする。高校時代のちょっときれいな思い出風にまとまっちゃている感じがもったいない。予算の関係とは思いたくないが・・・。
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