2008年4月8日火曜日

会社を辞めた。

 3月31日、丸26年勤めた会社を辞めた。去年の正月に、今年の8月で50歳になると思ってから、尻がむずむずしていた感じがあったのだが、3月20日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、「メタル侍」を上映し終わって、スタッフで部屋飲みし、早朝、まだ暗い露天風呂に入っていて、そういう気分になってしまった。(若干、イメージは美化されているが・・・)
 ありがたいことに、信頼する同僚、後輩から慰留され、お袋以外で、人生初めて自分のために涙をみせてくれた女性も何人かいて今までの人生で最高に幸せだったが(これも、若干、記憶は美化されている)、妙にサバサバしてしまう。4月1日、外苑北の「喜々」で、自分主催の四月馬鹿という飲み会を開く。仲のよかった人、自分のセクションのスタッフ、飲もう飲もう!!と言っていて今回初めて飲めた人やら、90人位だろうか集まる。自分の企画なので、最後に「コロムビアの26年、幸せでした」という涙の挨拶もしなくてもいいし、みんな明るく楽しく、飲み会というか打ち上げをやれてよかった。職業柄、数え切れないほど打ち上げを仕切ったりしてきて、失敗したり恥じをかいたり、楽しすぎて羽目外して世間に迷惑をかけたりしてきたが、自分の会社員生活の打ち上げを仕切れて幸せだ。まあ、失礼した人も沢山いたんだろうが、これも自分の中では美化されて、素晴らしい自分という根拠のない自信を更に強化するのだろう。

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