2010年11月10日水曜日

三歩歩いて二歩下がる。

   
    昼から代々木の学校。1月のイベントは近付いて来る。学生の意識にはあまりに温度差がある。ちょっと鬱になり凹んでいると、女子学生に慰められる(苦笑)。幸い一歩前進な出来事が幾つかあり、二歩下がって三歩歩くのだと自分に言い聞かせる(笑)。

授業が終わり、渋谷シアターNのサービスデーだったと思い出し、

   中川翔子監督『七瀬ふたたび~プロローグ~(141)』
   どこかのカジノ、七瀬(芦名星)は白人の老紳士の心を読み、勝つ。「私はテレパス、人の心の中を読む。この力が自分に備わっていることを知ったのは、幾つの時だったろう…」夏の日、幼い七瀬(庵原涼香)が母(多岐川裕美)に手を引かれ歩いている。神社の手水舎に若い肉体労働者(佐々木崇雄)が柄杓に水を汲み体を洗っている(井戸ならいいが、身を清める手水舎じゃあんまりだろう。誰も気がつかないのか!?教えてやれ!!)。日に焼けた肌と鍛えられた筋肉を持つ若い男の肉体。七瀬は、 母と男の視線が交錯したことに気がついている。
   母親が化粧台に向かい、唇にルージュを引いている。その姿を見て七瀬は、母の頭の中に先ほどの男の姿があり、母親の手が体を這っている光景が浮かんでいる。「お母さんは、あの男の人が好きなの?」と声を掛けた途端、母親の憎悪が蛇の姿になって自分に襲いかかる光景が浮かぶ。七瀬は、ルージュを引く母の姿をそっと眺めるだけだ。七瀬の視線を感じた母はティッシュでルージュを拭う。
    中学生に成長し、夏のセーラー服姿でバスに乗っている七瀬(高橋胡桃)。吊革につかまる七瀬の身体を見つめ、そのセーラー服の下を想像する前の男、また横に立つ男の妄想が頭の中に入って来て身を竦ませる七瀬。
中学生の七瀬が口紅を引く姿と、現在の七瀬がカジノの洗面所で口紅を直す姿「口紅を引くと、私は戦闘モードになる」

    小中和哉監督『七瀬ふたたび(142)
    エレベーターの中に長い髪の女が写った防犯カメラの映像がモニターに映されている。刑事の山本義男(平泉成)が、署長の?(大杉漣)と狩谷(吉田栄作)に事件の説明をしている。


    頭の中に、「指令」「殺す」と言うイメージが入り込んで、眠っていた七瀬(芦名星)は目が覚めた。マカオから羽田行きの航空機のビジネスクラス。七瀬は周りの意識を伺うが、この近くにはない。隣の席にいるマカオで知り合った真弓瑠璃(前田愛)が「どうしたの?」と声を掛けてきた。マカオでお金を使い果たした瑠璃の頭の中は「東京に戻れば、またつまらない生活に戻らなければならない」ことで、憂鬱さでいっぱいだ。羽田空港の到着ロビーに、警備員姿の男がトランシーバーで「到着したぞ」とスナイパーに伝える。「二人の女の内どちらだ?」とスナイパー、「ちょっと待て」と警備員。エスカレーターを降りる二人を見つめている男、景浦(河原雅彦)。再び、「殺せ」「指令」と言うイメージに気づいた七瀬は、自分の能力を閉ざした。

   景浦(河原雅彦)岩淵了(田中圭)ヘンリー・フリーマン(ダンテ・ガーヴァー)山沢ノリオ(今井悠貴)漁藤子(佐藤江梨子)

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