朝から大門の睡眠クリニック。六本木一丁目まで歩き、元同僚Kと、フィッシュでカレー。久しぶりだが変わらず美味い。
神保町シアターで、春よ!乙女よ!映画よ!。
62年松竹大船野村芳太郎監督『春の山脈(69)』
晩秋の会津平野を蒸気機関車が走る。若い娘新谷友子(鰐淵晴子)に中年の紳士(佐野周二)が声を掛ける。「お嬢さん、磐梯山は反対側ですよ」「そんなこと知っていますわ。この近くの生まれですもの」警戒されたことを知った紳士は、「私はこういう者です」と名刺を差し出す。遠慮なくジロジロ名刺を眺める娘。「末廣酒造株式会社 社長 栗村順造」と書かれてある。
会津若松駅、ベンチには、学帽に穴を開け、汚している中学生平一(草山英雄)と、末廣酒造と言う制服を着た須山隆吉(山下洵二)が座っている。汽車が着き、二人が立ち上がる「姉ちゃ~ん!!おかえりー!」「あら平ちゃん」
バスに乗ろうとしている姉弟に、隆吉が声を掛ける「よろしかったら、うちの社長が車でお送りすると申してますが…」「オタクの社長さん、ずいぶん不良ね!バスで行きます!」社長を不良扱いされ憮然とする若者。バスの車掌の?に「友ちゃん!学校出てからどうしていたの?」と声を掛けられ「東京のおばさんのうちにいたけど、卒業したので帰ってきたの…」「今度ゆっくりね」「ボーイフレンドはいるの!?」「2年上級に今井さんっていたでしょ」盛り上がった二人は、周りの乗客の冷たい視線に気がつく。
荷物を平一に持たせ、煙草屋兼、福島日産モーターズ会津営業所やら沢山の看板が架かる家に駆け込む友子。「お母さ-ん」探すがどこにもいない。庭にいることに気がついて、飛び降りる友子。「あらあら、友ちゃん!あなたはいくつになっても…」母親信子(藤間紫)に抱きつく娘を苦笑しながらも、嬉しそうな信子。お茶を飲みながらの母娘の会話。「おばさんも、高校出させて貰ったのに、帰って来ちまって良かったのかい?」
栗村謙太郎(三上真一郎)祖母とめ(浦辺粂子)山崎君子(十朱幸代)父虎吉(西村晃)母かね(菅井きん)弟達夫(綿田仁)置き屋福乃家女将(桜むつ子)
54年東京映画/滝村プロマキノ雅弘監督『やくざ囃子(70)』
夜の海を進む船がある。客室と言っても船底にゴロ寝だ。灯りの油に火縄を点ける留八(田崎潤)。寝ている客たちを見渡すと、子連れの武家の妻らしき女(花柳小菊)と武家娘(岡田茉莉子)が、一際美しい。階段を上がると、そこに渡世人仲間の時雨の彌太郎(鶴田浩二)がいる。「いい女は二人だ。武家娘は一人旅のようだ。若い娘は身持ちが硬いだろうから、俺は子連れにするぜ」。留八は、子連れ女のすぐ脇に、弥太郎は、武家娘の隣に寝場所を決める。
弥太郎が美しい娘の寝顔を眺めていると、頬を叩く音がする。留八が手を伸ばして、子連れ女に叩かれたようだ。しきりと謝る留八を見て笑っていると、直ぐ隣の武家娘が唸った。船酔いのようだ。すかさず介抱してやる弥太郎と留八。
外苑前の粥屋喜々で20時に待ち合わせのため、神保町時代屋で時間潰そうと向かうと無くなっている・・・。便利だったのになあ。
気を取り直して、喜々へ。元同僚の二人に、N氏とのこれからの展開について協力要請。といいながら、気がつくとべろべろに、更にH氏が相談があると言っていたと言うので電話をすると、近くで飲んでいるとしり、近くのバーに。何だか、ただの酔っ払いだ。
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