2010年1月21日木曜日

かいじゅう?

    元同僚と、昼飯を西新橋の餡掛けスパ。思いのほかヘビーなガッツリ飯なんだな。
元会社で何人かと話し、

    新宿ピカデリーで、待望のアバター3D観る筈が間に合わず(苦笑)
    スパイク・ジョーンズ監督『かいじゅうたちのいるところ(31)』
    着ぐるみパジャマを着た8歳のマックス(マックス・レコーズ)は、飼い犬の?を階段を転げ落ちるように追い掛け、捕まえ噛み合っている。
    外は雪だ。マックスは、除雪車が通った後の雪山を固め穴を掘って、イブハー(雪の家)を作った姉のクレアに声を掛けるが、ボーイフレンドとの電話に夢中なクレアは相手にしてくれない。暫くしてクレアのボーイフレンドたち4人が車に乗ってやって来た。マックスはボーイフレンドたちと出掛けようとするクレアたちを雪玉で強襲する。雪合戦になるが、せっかくマックスが作った?は、潰されてしまう。雪に埋もれてマックスは泣いてしまうが、クレアとボーイフレンド4人は、車で出掛けてしまう。
   一人残されたマックスは、泣きながら雪まみれで、クレアの部屋に入り、ベッドの上を飛び跳ね、部屋中をびしょびしょにする。クレアの机の上に、自分が送ったオブジェがあったので、バラバラに壊して踏み潰した。
   でも、悲しくなったマックスがベッドで泣いていると、ママ(キャサリン・キーナー)が帰って来た。ママは、びしょびしょになったクレアの部屋を片付けてくれたが、依頼されていたレポートを明日の朝までに直して送らなければならないのだ。パパが亡くなってから、クレアとマックスを育てるために、ママは大変なのだ。それでも、マックスが考えた吸血鬼のビルの話しを聞いてくれるママ。
   数日後、ママのボーイフレンドが家に来ている。マックスは、自分の部屋を隠れ家に改造したのをママに見せようと思うが、何度呼んでもママは忙しいと相手にしてくれない。しかしマックスが居間に降りると、ママはボーイフレンド(マーク・ラファロ)とキスをしている。思わずマックスは、ボーイフレンドと、クレアとマックスの4人で夕食を取ろうとするママを困らせようと、ダイニングテーブルの上に登って暴れ出した。更に困っているママに噛み付いて、家を飛び出す。

  絵本が子供の為の本かどうかは別にして、絵本が原作らしい。見ていない。映画は、主人公の空想男子マックスの成長譚。マックスの主観ではなく、マックスを撮っている揺れ動くカメラが、男の子の不安定な感情をとても上手く表現している。終盤の展開は物足りなかったものの、中2男子どころか、8歳男児の気持ちで楽しむ。吹替版のママ役が永作博美だと聞いて、吹替版見ればよかったと思いつつも、マックスが子供店長、キャロルが高橋克美と聞くとかなり微妙だ。どうも、最近のキャスティングを見てる限り、映画人はテレビ局以下なような気がしてしまう。
   新宿石の家で、餃子とビール。

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