去年の400本(4/1~12/31)のペースが加速して、734本。800本には、流石に遠い。昭和20年代から30年代の邦画が、都内で豊富に上映され、日本映画黄金時代を痛感。そうした映画を見れば見るほど、今の邦画、テレビドラマに一言言いたくなってしまう。脚本、演出、役者どこを取っても悲しいほど歴然とした差が存在する。
ということで、脚本と役者がいらないドキュメンタリーのほうがいい。
『小三治』を見たことで、久し振りに落語熱が復活し、談志、小三治らの落語会やら寄席に出向く。
『あんにょん由美香』松江哲朗監督このところ外れがない。『あがた森魚 ややデラックス』は、あがたさん、竹藤佳世監督どちらにも思い入れあるので、少し点が甘いかも(苦笑)
羽田澄子監督の『嗚呼 満蒙開拓団』は流石。想田和弘監督『精神』魅力的な出演者たち。
中2男子のまま、51のオッサンになってしまったので、青春ものにはとことん甘い。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の『グミ・チョコレート・パイン』田口トモロヲ監督の『色即ぜねれえしょん』
『SRサイタマノラッパー』『パンドラの匣』『ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー』『風が強く吹いている』『青い鳥』『美代子阿佐ヶ谷気分』・・・。
時代も、年齢も様々なんだが・・・。岩淵弘樹監督の『遭難フリーター』は、出口の見えない現代の青春像。他人事ではなかったりする。
長谷部安春監督『鑑識・米沢守の事件簿』は、ドラマの映画化の中では、テレビ屋のコンプレックスの裏返しのような貧乏臭い成金感がなく、スピンオフのB級としてプログラムピクチャーの平均点映画にしていてさすが東映。
長谷部監督への追悼の気持ちもないわけでないが、六角精児がストリートで高田渡を歌うなど楽しめちゃうんだなあ。
昭和の日本映画を見続けたので、外国映画はめっきり減った気がする。
『レスラー』『母なる証明』は、本当に素晴らしかった。こういうクオリティの映画が、かっていくらでも日本にあったのにと思う。
女優は、是枝裕和監督『空気人形』のペ・ドゥナが圧倒的な存在感。
女優で気になったのは、
麻生久美子(『インスタント沼』『おとなり』『ウルトラミラクルラブストーリー』)
仲里依紗、川上未映子(『パンドラの匣』)
黒川芽以(『グミ・チョコレート・パイン』)
臼田あけ美(『色即ぜねれえしょん』)
チョン・ジヒョン(『ラストブラッド』)
木村多江(『沈まぬ太陽』『ゼロの焦点』)
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